童話の主人公が「歌舞伎町でマチアプ生活!?」“マッチングアプリの少女”令和版おとぎ話の闇が深すぎる/現代を生きる童話少女【作者に聞く】
マッチ売りの少女、白雪姫、シンデレラ…。真実の愛を求める乙女たちがたどりついたのは、現代の“かぶきタウン”だった!?
「インプレゾンビの初恋」など、時流を捉えた創作漫画をSNSに投稿し、多くの支持を集めているきたしま(
@kazkitashima
)さん。ウォーカープラスでは「現代を生きる童話少女」と題し、愛と嘘と欺瞞に満ちた令和流の“おとぎ話”をお届けする。
ホス狂・パパ活・整形・OD…。ネオン街で生きるプリンセスたちは、ハッピーエンドをつかみ取れるのか?
「現代を生きる童話少女」の書籍化が決定!4月30日(水)発売予定。予約も開始しているので、気になる方は要チェックだ。
連載第1話の今回は、マッチ売りの少女ならぬ“マッチングアプリの少女”の物語です。



――「現代を生きる童話少女」シリーズを描き始めたきっかけはありますか?
ちょうど1年前、自分がXにアップした「マッチングアプリの少女」という一枚絵です。「マッチ売りの少女」とかけた完全なダジャレ的発想ですが、多くの人から反響をいただき、何枚かこの少女の絵を描いていくうちに、この子がどんな暮らしをして、どんな過去があって、どんなことを考えているのか、イメージがわいてきて、物語にしたいと考えるにいたりました。









――「サイゼで喜ぶ“マッチングアプリの少女”」のシーンは、SNSでも大きな話題を呼んでいましたね!読者の方からの反響はいかがでしたか?
幸せそうに食べる少女の絵にはハッピーなコメントが多くつき、そのあとに載せた「食事相手に未払いのまま逃げられた絵」には怒号が飛び交い、少女を憐れむ声がたくさんありました。ただの一発ネタな絵だったマッチングアプリの少女が、にわかに物語性を帯びて動き出した瞬間でした。



