番号札「は?もらってないけど」と言い張るお客さん!なくしたかと思いきや、まさかの展開に「よかったね」の声【作者に聞く】
雑貨販売員の日々を描くオムニウッチー(@omni_uttii821)さん。ラッピング待ちのお客さんに渡す番号札。ラッピングと交換に番号札をもらおうとしたら「は?もらってないけど」と言い張られた創作漫画「ラッピング希望のお客様」を紹介する。
すぐなくしてしまう人もいるラッピングの番号札



ラッピング希望のお客様を対応していたオムニウッチーさん。「値札はきれいにはがして」「割れないように包んで」と、対応前から強めの口調で言われた。「ちょっとクセが強い人かもしれない」と、オムニウッチーさんは警戒しつつ笑顔で対応。ラッピングの間は待たずに「別の用事を済ませてくる」というお客さんに、番号札を渡した。しかし、戻ってきた際、渡した番号札を「お預かりしますね」というと「もらってない」と言い張る。




とは言え、20分程前の出来事だ。「お渡ししたはず」「もらってない」の問答が続き、これ以上、やり取りを重ねてクレームになってはいけないとあきらめたオムニウッチーさん。絶対渡したはず…とモヤモヤしていた、その10分後お客さんが再び現れて「お財布に入ってた」と番号札を持って謝罪に来た。


予想外の展開に「自分に非はないと思って、もらってないです‼とか言う人に限ってもらってますよ。でも、ちゃんと謝ってくれてよかったですね」「嫌な感じなお客様が、後日きちんと謝ってくれて、気持ちが晴れ晴れすることある」と、あまりに感じが悪かったお客さんが謝ってくれたことに読者も驚いていた。
実際、番号札をなくす人は多いらしい。「ほぼ返ってこないので多分破棄されてるのだと思います」と、オムニウッチーさん。きちんと返却してくれた誠意ある対応にオムニウッチーさんも「絶対捨てられてると思ってたので、わざわざ謝罪しに来てくれたことにビックリしました!実は当たり前のことなのに、マイナスからスタートしてるから加点がすごかったです!」と話す。
取材協力:オムニウッチー(@omni_uttii821)