推しのライブ会場で出会って30年!30年前と30年後が「花」でつながる奇跡のようなストーリー【作者に聞く】
30年来の友人へ退院祝いを贈るため花屋へ寄った年配の女性。お任せでアレンジメントを依頼すると、店主から彼女の人柄をヒアリングされ…「とにかく明るい子で!初めて会ったのは30年以上も前で、大好きなアイドルのライブ会場だったんです」と思わず思い出話に花が咲いた。

30年以上も前、まだ若かりしころに、推しのライブにお互い単独参戦していて、たまたま席が隣同士だった2人。大好きなアイドルの笑顔に射貫かれライブ後に2人で悶絶と爆笑を繰り返し、それ以来の友人なのだという。読者からは「推しにプレゼント渡したあとのベンチでの悶絶。すっごくわかる!」「花は枯れても思い出の花はいつまでも咲き続ける。すてきなお話!」「夢のある話でした!!」という共感・絶賛の声が届いた。なかには、「友人さん大丈夫かな!?推しからの花束とか退院早々、緊急搬送されちゃいそう…」と心配する声まで!本作を描いたのは、アシスタント業をしながら、自分のオリジナル作品もSNSにて発表している古西(@kurumaru_inu)さんである。古西さんに本作について話を聞いてみた。

――読者から「ライブ後の悶絶シーン」に共感の声が届いていましたね。とてもリアルな描写でしたが、古西さんにも推しがいるのでしょうか?
推しはいるのですが、まだライブには行けたことがなくて...!悶絶シーンの描写は、ライブによく行って推し活に勤しんでいる友人の普段の反応を参考にしました!

――身近な友人の反応を目の当たりにしているので、あんなにリアルだったんですね。ところでアシスタント業の傍ら、オリジナル作品をSNSで発表している古西さんですが、今後の新作のご予定を教えてください。
SNSや同人誌での発表を続けていく予定です!コミティアやコミケなどにもサークル参加する予定ですので、ご興味を持っていただけたら幸いです!

最後に花屋の店主から「とってもすてきな話をありがとう」とお礼を言われ、花束代も受け取らずに友人への伝言を頼まれる。この店主の正体は…!?長い人生、生きていれば思ってもいない場所でいつか誰かと巡り会うことがあるのかもしれない。それまですてきに歳を重ねていきたいものだ。
取材協力:古西(@kurumaru_inu)
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