初恋の“彼”がNo.1キャバ嬢になった!?恋心と嫉妬が入り乱れ、真の友情が芽生えるまでの恋愛友情漫画【作者に聞く】

面影があるが…本人?(C)國里

誰にでも初恋の思い出はある。高校時代、クラスの中心で目立つ存在だった彼。女子グループにいじめられていた主人公をかばってくれた憧れの存在だった。それから歳月は流れ、26歳になった彼女は新しい恋をするどころか、立派な貧困女子に成長していた。生活費の足しに…と仕事後に働けるキャバ嬢の募集に応募。その体験入店初日に、初恋の彼と再会を果たす!ドレスを着てNo.1キャバ嬢となった彼(彼女!?)との再会で徐々に変わっていく主人公の価値観。全80ページの「初恋男子がNo.1〇〇になっていた話」に込めた思いや、ストーリーの見どころについて、作者である 國里 さんに話を聞いてみた。


初恋男子が女になっていた…が、恋心が再燃!?接客中も目が離せないのは美貌のせい?それとも客への嫉妬心?

「性別にとらわれずに人間関係を築く話を描きたかった」という思いが込められた作品(C)國里

周りの意見に流されがちの主人公(C)國里

初恋男子がNo. 1〇〇になっていた話_P002(C)國里

「初恋男子がNo.1〇〇になっていた話」は、恋をする余裕もなく明日の生活にも困る26歳の貧困女子が主人公。生活費を稼ぐため、キャバ嬢の世界に足を踏み入れる。そこで出会ったのが初恋男子の寺島悠司くん。「…フルネームで呼ぶなよ」手術もして戸籍も変えて今は女(源氏名セイラ)として生きている彼女との再会が、主人公 (源氏名ミミ)の人生の転機となる...。

本作の構想を思いついたきっかけについて、作者國里さんは「性別にとらわれずに人間関係を築く話を描きたかったという思いから描いた話です。そのために“最初は異性として好きだった人が、再会したら同性に変わっていた”という設定が生まれました」と教えてくれた。

また、2人のキャラ設定について「気弱で自分の意見が言えない流されやすいタイプの人が、自分の大切な人に関してだけはちゃんと強い意思があったり芯が通っている姿を見せられたら、格好よく見えるかなと思い、主人公ミミは少しうじうじした性格にしました。セイラは気が強い反面、男だった頃は本当の自分を抑えていた部分があるので、そこにミミとの共通点がある。後半ではミミも自立した人間になったように描いたつもりなので、二人がお互いに依存し合わない信頼関係が築けたと思います」と語ってくれた。

ミミの心が恋から友情へと変わっていく本作品。ミミの「女の子になってくれてありがとう」というセリフがすごく斬新で心が温かくなる新感覚の友情ストーリー。ぜひ読んでみて欲しい。

取材協力:國里

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