「ここどこ?」絶対に間違っている道を選ぶ“奇跡の行動”がおもしろい!流れるような「方向オンチあるある」に思わず愛おしくなる!?【作者に聞いた】
「地図をぐるぐる回さないと読めない」「地下街に下りると方向感覚がわからなくなる」「一度行った場所なのに二度目は行けない」「大きな駅がダンジョンのようで迷ってしまう」という人は意外と多いのではないだろうか?そういった“方向オンチ”の人たちに共通する事項をまとめた“言い得て妙”な「あるある漫画」がおもしろい!作者であるりんごさん(
@ringo_san_
)は、「モーニングゼロ」での奨励賞受賞や、歴史と実績ある青年漫画の登竜門「ちばてつや賞」入選などの経歴の持ち主で、この「方向オンチあるある漫画」のほかにも「迷子の達人」なども執筆している。今回、りんごさんに本作について話を伺ってみた。
[HEAD方向オンチの特徴を見事に捉えた「あるある漫画」]
「ズバリ夫が方向オンチです」と教えてくれた作者のりんごさん。本作は、そんな身近な存在である夫をモデルに描いた「方向オンチあるある漫画」である。
りんごさんが「必ずと言っていいほど正解と逆の道を選びます」とエピソードを語るほど、かなりの方向オンチであるらしい旦那さん。目の前の情報ではなく、自分の感覚を信じて進む傾向にある旦那さんだが、それは必ず間違っているのだそうで…。りんごさんは「本人が妙に自信満々に進もうとしたときだけは、それを引き留めて逆の道を行けば正解」という占い的な使い方をしているのだそう。
方向オンチ対策としては「自分の感覚を当てにしないこと」。りんごさんは「夫には自分の感覚を介在させないようにさせてます。つまり、信じるべきはグー●ルマップの一択です」と語る。そのおかげか最近はあまり迷うことがなくたった旦那さんだが、「私としてはおもしろエピソードが減ってさびしい気持ちもあります」と正直な感想も教えてくれた。
“方向オンチ”という言葉自体にはネガティブな要素が含まれているものの、それらを題材に描く作品の多くは、悲観的に描かれているものが少ないように感じる。りんごさんの描く他作品、「迷子の達人」という漫画でも、最後に主人公が方向オンチの彼に向かって「なおさなくていいんじゃないか。きみは困っていないようだし」と言うシーンがある。自分が方向オンチであることを話す際、意外にも当人はそれほどネガティブに捉えない傾向があるのかもしれない。
思わず「あるある!」と唸ってしまう「方向オンチあるある漫画」をぜひ、読んでみてほしい。
取材協力:りんごさん(@ringo_san_)







