お茶出しは女の仕事?男が出しても「別におかしいとは思わんかった」という新入社員男性は、なんとその後…⁉︎【作者に聞いた】

フリーランスのライターとして活躍している福岡在住の仁田茜(
@nickey_FUK
)さん。情報誌や企業会員誌などの記事制作をする傍ら、好きが高じてイラストや漫画も描いている。最近では、日常から「ひっと出た(はみ出した)」気になる出来事を漫画で紹介したブログ『ニッキーの「何かひっと出とるよ」』が女性を中心に共感を得て、注目を浴びている。
以前ウォーカープラスで紹介した、過多月経について描いた漫画「
寿司屋のあの御方
」にも、「生理過多だと本当に大変ですよね」「私も過多月経でした 夜用のどでかいナプキンしても決壊」など共感の声が寄せられ反響があった。
パワハラやセクハラを問題にした漫画かと思いきや、実は…?


20年ほど前、初めて正社員として勤めた会社で、先輩から「お茶出しは基本、一番社歴が浅い人の担当」と教わったという作者の仁田茜さん。半年後に中途採用で入ってきた男性にも、同様に「お茶出しは一番社歴が浅い人の担当」と教えたのだそうだ。
その男性も素直にお茶出しをしたところ、上司から「男はせんでよか!」「女の子が出して!君もおかしいと思わんかったとね?」と注意されてしまう。今では問題になりそうな発言だが、「お茶出しは女性がするのが当然」とされていた頃の実話だ。
ちなみに、仁田さんは「ここだけ切り取るとひどい人に見えるけど、上司は普段はめちゃ良い方でした」とも話している。「一応弁解すると社員へじゃなくてお客さんへのお茶出しの話で、むさい男では失礼だから女の子に…って考え方があってのこの発言でした」とのことで、その頃はそういう時代だったようだ。
「茶ー出すくらい、別におかしいとは思わんかったっすけどねー」と、今時な感覚のこの男性。実はこの漫画はパワハラやセクハラを問題にしているわけではなく、なんと出会いを描いた作品だった。果たして、その真相はいかに…?
仁田さんの作品では、今回紹介した漫画以外にも女性ならではの悩みや家族の話など、共感できる話がたくさん描かれている。「そうそう!」「あるある!」と共感できる作品をぜひ一度読んでみてほしい。
画像提供:仁田茜(@nickey_FUK)