三重県とコラボしたポケモン列車「ミジュマルライナー」がデビュー!大阪・京都・名古屋と伊勢志摩を結ぶ
近鉄が、三重県とポケモン社と連携したラッピング列車「ミジュマルライナー」の運行を2025年2月27日(木)から開始した。大阪・京都・名古屋と伊勢志摩を結ぶ近鉄特急「伊勢志摩ライナー」のうち、1編成(6車両)にミジュマルをデザイン。特急車両外装への全面ラッピングは近鉄初の試みだ。ポケモン社は2018年から地域ごとに推しポケモンを選定する「ポケモンローカルActs」を開始し、ミジュマルは2021年から“みえ応援ポケモン”として活躍している。

2月26日に近鉄名古屋駅で行われた運行開始セレモニーには、三重県の一見勝之知事、近鉄の原恭社長、ポケモン社の伊藤憲二郎CBO、みえの国 観光大使の夢眠ねむさんが登壇した。

運行開始セレモニーにミジュマルが登場!
最初に挨拶した一見知事は「今回のような乗り物に限らず、特産品などミジュマルとのコラボはたくさんあります。三重県にお出でいただき、ぜひミジュマルと会っていただきたい」と三重県の魅力をアピール。

原社長は「塗装、外観だけでなく車内も非常に凝っています。かなりの優れモノだと私は思っていますので、ぜひご覧いただきたい」と完成度の高さに自信を見せた。

続く伊藤CBOも「伊勢志摩ライナーは何度も利用させていただいた思い入れのある電車。今回のような全面塗装に加え、内装もここまで凝っていただいたのは、2018年に始まったポケモンローカルActsにおいても初めてと言えると思います」と話し、国内外から多くの人が乗車することに期待を寄せた。

みえの国 観光大使を務める夢眠ねむさんは、大のポケモン好き。「帰省までの帰り道の1つとしてミジュマルライナーがあるということがとても楽しみです」と挨拶していると、会場に駆け付けたミジュマルを発見し歓喜の声を上げるシーンも見られた。


セレモニーが行われるなか、大勢のファンに見守られながらミジュマルライナーが初入線。4名の挨拶が終わると、ミジュマルも加えてテープカットが行われ、運行開始を祝福した。


各車両のデザインを一挙公開!
セレモニー後は、抽選で選ばれた85名が試乗会へ出発。近鉄名古屋駅から賢島駅までの旅を楽しんだ。


ミジュマルライナーは1号車がデラックス席、2号車がサロン席・ツイン席、3~6号車がレギュラー席になっており、1号車を除く2~6号車の内装にもミジュマルをデザイン。車両ごとにテーマカラーが異なり、ミジュマルのデザインも違っている。
※号車番号は走行区間によって変わります。

2号車のサロン席・ツイン席は、1列3シートのゆとりあるレイアウト。じゅうたんにもミジュマルがデザインされている。悠々と海を泳ぐミジュマルのかわいさに悶絶!



3号車はピンクがテーマカラー。梅や桜と一緒にデザインされたミジュマルの愛くるしさが全面に表現されている。

4号車はグリーンがテーマカラー。お茶や若葉と一緒にデザインされた、元気いっぱいのミジュマルに出会える。


5号車は紫がテーマカラー。忍者の里、伊賀を彷彿とさせる渦巻雲などがデザインされ、ミジュマルもきりっとした凛々しい一面を見せている。


6号車はオレンジがテーマカラー。みかんなどがデザインされ、笑顔のミジュマルが印象的だ。

先頭と最後尾に設けられた展望デッキも、ミジュマルワールドに!それぞれ海と山を舞台に自然と戯れるミジュマルが描かれている。



2号車と3号車の間には、三重の各地を旅するミジュマルの写真が飾られたフォトスペースがある。乗車記念スタンプも用意されているので、ぜひチェックしてほしい。



鳥羽駅・賢島駅にもミジュマル発見!
ミジュマルライナーの車内で聞ける発車メロディにもひと工夫。鳥羽駅や賢島駅に近づくと、ミジュマルのうた「ミジュマリズム」などが流れる。また、鳥羽駅と賢島駅では、一部の駅名標に描かれているミジュマルデザインが今回に合わせてリニューアルされている。


楽しい電車旅も終点の賢島駅に到着。お出迎えイベントにはたくさんのポケモンファンが集まり、試乗会を締めくくった。
賢島駅の構内でも、あちこちにミジュマルを発見できた。ポケモン好きも電車好きも大満足間違いなしの伊勢志摩旅行になるだろう。


今回のミジュマルライナー運行開始にあたり、9月30日(火)まで記念乗車券も販売されている。発駅から1500円区間分の片道乗車券で、桑名駅、近鉄四日市駅、伊勢市駅など三重県内の主要12駅で取り扱う。なくなり次第販売終了なので、気になる人は早めにゲットしたい。
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