幽霊の手はピースサインをしていた!?その手の正体は…!?怖そうで怖くない実際にあった幽霊話【作者に聞く】

テレビ番組の企画でエピソード漫画を描いたこともある万福(
@mugi821bear
)さん。実話を元としたエピソード漫画をSNSにアップしており、特に「美容室で本当にあったトラウマ体験」や「不正ログインされて盗難にあった話」などが人気を呼んでいる。今回は万福さん自身の話ではなく、友人が体験した怖そうで全く怖くない幽霊体験の話をお届けし、この漫画のエピソードについて万福(@mugi821bear)さんに話を聞いてみた。
実際友人の身に起きた体験談を漫画に



実家の縁側に面した和室で、4人の姉弟おのおのが好きなことをしながら、まったりと過ごしていたとき、寝転がっていた次女が頭上にニョキッと伸びてきた手を目にする。手首から先しか見えないその手は、縁側の通路の高い位置から真横に伸びており、ピースサインをしていた。その夜、子どもたちの会話を聞いていた母親の口から、この不思議な出来事の“解”となるような言葉が発せられたのだった。
本作のエピソードは万福さんの友人の体験談。万福さんはその現場となった友人宅へ行ったことはあるのか聞いてみたところ「はい、あります。そしてこの話を聞いた後日、その友人のお家に遊びに行ったときに、実際に廊下に飾ってあるおじいさんの写真も見せてもらいました」と返事が返ってきた。万福さんはおじいさんの写真を見て怖くなかったのだろうか。聞いてみると「ひょうきんで明るそうな感じが写真からも伝わってきたので、私も『怖!』とかいう印象は全くなかったです。なので、漫画の中ではアレンジして写真にピースをさせちゃいました!私は祖父の思い出がないので、仲がよさそうでいいな~って思いました」と話す。
元々はコロナ禍で家時間が増えたことから漫画を描き始めたという万福さん。人ごととは思えないエピソードも多くあるので、興味がある人はぜひチェックしてみてほしい。
取材協力:万福