自転車の練習「離さないでね!」後ろを兄に支えてもらって、走る練習をしていたら?献身的過ぎるオチがおもしろい【作者インタビュー】
自転車が乗れない弟。兄が後ろを支え、練習をしていた。ただ、突然離すこともあるため、「離さないでね!」と弟は兄に何度もお願いをするが…?献身的過ぎるオチがおもしろい5コマ漫画家、伊東(
@ito_44_3
)さんの創作ギャグ漫画「自転車の練習」を紹介しよう。
自転車に乗れるまで、後ろを支えてくれるのはいいけれど?


伊東さんが自転車の練習を始めたとき「兄に支えてもらいながら自転車の練習をしたので、そのなつかしさを思い出しつつ描きました」と、制作の経緯を話す。始めは倒れてしまうのが怖くて、後ろを支えてもらう。本作の兄は実に献身的で、「絶対、離さないでよ!」と怯える弟に「わかった、わかった」と優しい。それは一週間、一か月経っても「安心しろよ、離さないからな」と支えてくれた。

献身的すぎて、「もはや兄を引っぺがすことが『練習の手伝い』になってしまっているという、本末転倒なオチが見どころです」と伊東さんは話す。成長した弟は、自転車に乗れるようになるためには、兄を何とかしなければならないことに気づく。

読者からは「もう兄貴連れて行くなよ」というツッコミもあるが、伊東さんは「練習のたびにどこからか現れるそうです。もう自然現象の一種なのかもしれませんね」と答えた。
伊東さんがこれまでX(旧Twitter)に投稿してきた作品は、描き下ろしを加え
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。「毎日描き続けていても、いまだに何がヒットするかはわからない」と、伊東さんは言う。「毎日投稿をルーティンにすることで計画的に作業しています。Xの反応がモチベに直結するので、いいね・リポスト・リプライなどいただけると励みになります!」と、継続的な意欲を見せる。
取材協力:伊東(@ito_44_3)