「ボク怖いの」見知らぬ男の子から助けを求められた!!家に不審者が…!?子どもが安心して頼れる社会を願って【作者に聞いた】

7歳差の男の子兄弟を育てながらワーママとして働いているヨカ(
@yoka9003
)さんは、仕事の帰り道で見ず知らずの男の子から「ボク怖いの」と助けを求められた。そのときの状況はというと、時刻は昼の2時半。場所は田んぼが広がるのどかな住宅地で、ほかに通行人なし。小学校低学年と思われる男子児童は、自転車で帰宅中のヨカさんをわざわざ呼び止め、勇気を出して助けを求めてきたのだ。一体、男の子の身に何が起こったのか?ヨカさんに、このエピソードについて詳しく話を聞いてみた。
「しっかりと大人を頼ってほしい」社会全体で子どもを見守るということ



「自分は困ってもひとりでなんとかしようとしたり、親が帰って来るまで外で待ってたりするタイプだった」と話す作者のヨカさん。全く面識のない男の子に突然助けを求められたことで、まず「ちゃんと大人を頼って声を掛けてくれた勇気に感動しました」と当時を振り返る。そして同時に、「子どもはこんなことでも不安になったり、怖いと感じるんだな」と改めて気づかされたのだという。
前編・後編に分けてInstagramにアップされたこのエピソードには、前編を読んだ一部の読者からDMでこの事件のオチについての正解が早くも届いていたらしい。実はヨカさん自身もその疑いを持っていたものの「たぶん“それ”を言ったところでこの男の子は納得しないだろう」「本当に不審者がいる可能性もゼロじゃない」と考え、家まで付き添ったのだとか。
結果的に事なきを得た男の子は、知らない大人を巻き込んでしまったと少しバツの悪そうな顔をしていたのだそうだ。しかしヨカさんは「不安になったときは親でなくてもいい、しっかりと大人を頼ってほしい!状況に応じて対応できるのが大人なんだから!(テンパる時もあるけれど)」と最後に力強いコメントを残してくれた。
社会全体で子どもを見守るということは、現代の世の中では難しい面もあるのかもしれない。「子どもが安心して過ごせるように」「遠慮せず大人を頼れるように」ということを気にかける大切さ、そして実際そんな場面に出くわしたとき「自分ならどうする?」ということを考えるきっかけに、ぜひ本作を読んでみてほしい。
取材協力:ヨカ(@yoka9003)