人間vs猫の攻防戦がすさまじい!でも猫が一枚も二枚も上手で…飼い主連敗中の日常が哀れで愛おしい【作者インタビュー】

猫の「あけび」と飼い主のかわいい女の子との攻防(?)の日々を綴った猫漫画が話題になっている、しぴーさん(
@pummeluff3939
)。以前のX(旧Twitter)アカウント(@pummeluff39)では、フォロワー数がなんと10万人を超えており、投稿する漫画には多くのいいねが付き、多くの人たちに人気を得ていた。現在は新アカウント(@pummeluff3939)で活動を続けており、引き続き多くのファンに支持されている。
他の猫漫画とは一線を画した独自の視点で描かれる作品が好評で、「猫を撫でたいとき」は7.7万いいね、「猫がお風呂の水を飲むとき」には3.4万いいねが付くなど、「ありそうでなかった猫あるある」が共感を呼び、たびたび話題になっていた。そんな“バズ漫画”の制作秘話について、しぴーさんに話を聞いた。
座りたいと思った時には大抵猫にとられている!人間vs猫の攻防戦、でも猫が一枚も二枚も上手な日常



作者のしぴーさんが本作を描き始めたきっかけは、「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」が重なる特別な日を、新しい挑戦をするのにふさわしいと感じ、この日から本格的に猫漫画を描き始めたという。当初は“習作”という形で自主的に猫漫画の制作を開始。それ以前は、同人活動を除けば、この猫漫画以外に主要な作品はなかった。また、イラストレーターとしてソーシャルゲームのキャラクターやグッズのイラスト制作に従事していたとのことだ。
漫画に登場する猫の「あけびちゃん」について、しぴーさんは実家で飼っている実在の猫をモデルにしているという。あけびちゃんは人間年齢にするとかなり年齢が高いため、あまり走り回ったり暴れたりすることはなく、漫画の中でもゆったりとした動きが多く描かれているそうだ。また、漫画のあけびちゃんは(T . T)のジト目で描かれているが、現実のあけびちゃんも割とジト目で、それがかわいらしい特徴であるとのことだ。
漫画のネタや構成は、実際に飼い猫と触れ合う中でひらめくことが多いという。これは多くの猫漫画家に共通する点かもしれないが、猫あるある漫画のネタはすでに出尽くしているとも感じている。そのため、ありふれた「あるある」からスタートしつつも、最終的にはギャグ漫画らしいオチをつけることで独自性を出すよう工夫しているそうだ。
X(旧Twitter)上では、「共感でしかない」「永劫に続けてください」といった熱烈なコメントが寄せられ、多くの読者が作品の魅力を語り合っているのも特徴だ。猫との何気ない日常の中で生まれる、思わずクスッと笑ってしまう出来事が描かれた本作。ぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:しぴー(@pummeluff3939)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。