夜に現れる“腕だけのお化け”!?ワイシャツの袖からのぞく筋肉がセクシーで胸キュンする人続出!【作者インタビュー】

「手の描き方が美しすぎる!」と話題の漫画家・小菊路よう(
@TheeKick
)さんが、今回描くのは〈腕のお化け〉の話。
仕事に悩み、疲れてしまった会社員・梅さんがうまく寝つけずにいると、目の前になんと〈腕のお化け〉が現れた!この腕のお化けの正体は悪者なのか?味方なのか?
ちょっと抜けたところのある天然な会社員・梅さんと、色白マッチョな腕のお化けの不思議なコンビが繰り広げる、ほっこり笑える怪異漫画の世界にどっぷり取り憑かれてみてはいかが?
「仕事が終わらない…」そんな夜に現れた“腕のお化け”が優しすぎた



梅さんが働くのは、9時~17時勤務の一般的な会社で、特定の業種は設定されていないという。ただ、作中で彼女がプレゼン発表の機会を得ていることから、性別や年齢に関係なく、若手社員にもチャンスが与えられる職場なのかもしれない。
作中で話題になっているのが、「出現と消滅の誘惑(エロティシズム)」という表現。ロラン・バルトの『テクストの快楽』にある「エロティックなのは間歇である」という考え方が元になっている。袖や手袋の隙間からチラッと見える手首、わずかに開いた布の向こうにのぞく素肌——こうした「全部は見えない」状態が、より魅力的に感じられるのだとか。「モロ見えよりチラ見えの方がエロい」という感覚、なんとなくわかる人も多いのでは?
そして、梅さんが仕事中にかけているメガネも気になるポイント。視力が悪いわけではなく、おそらくブルーライトカット用のメガネらしい。気分でかけたり外したりするタイプのようで、ちょっとしたおしゃれの一環なのかもしれない。
また、「明日のために早く寝なさい」と布団を指さす腕のお化けのシーンが、「かっこよすぎる!」と読者の間で話題になっている。実はこの話、作者の小菊路ようさん自身の実体験が元になっているそう。仕事が溜まっているのに「もう寝たらなんとかなるんじゃ…?」と考えたことがあったものの、現実はそんなに甘くない。結局、翌日後悔する羽目になり、その経験が作品のアイデアにつながったという。
ちょっと抜けている梅さんと、クールで頼もしい腕のお化け。そんな不思議なコンビが繰り広げるストーリーに、読めばきっとハマってしまうはず!興味のある人はぜひ読んでみてほしい。
取材協力:小菊路よう(@TheeKick)
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