「パパ!!」突然走り出した子ども→曲がってきた車!!親が注意するだけで事故はゼロにならない「子ども用ハーネス」の必要性を描く【作者に聞く】
「ペットのリードみたい」や「子どもがかわいそう」という批判的な意見もある子ども用ハーネス。人によっては、親の思い通りに行動させたいためにハーネスで制限をしているように見えるのかもしれない。しかし、スーパーで働く狸谷(@akatsuki405)さんはハーネスの必要性を漫画に描く。今回は実録漫画『チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします』より「心臓に悪いはなし」を紹介しよう。
見た目うんぬんではなく、いきなり飛び出す子どもの安全確保のために知って欲しい!!子ども用ハーネスの必要性

子ども用ハーネス。名称や見た目からどうしてもペットの散歩感が出てしまうようで「犬みたい」という声もある――。そんなハーネスを何故着けるべきなのか、その意義と大切さを狸谷さんは作品を通し伝えている。


パパを見つけて、スーパーから突然走り出した子ども。「爆走していたお子さんは4~5歳くらいでした。『こらぁ!ダメ!』と母親が叫びながら追いかけているものの、お子さんには響かないようでした」と、狸谷さんは作品のモデルとなった当時の状況を話す。

子どもは一目散に駐車場にいるパパのところへ。仮に子どもが飛び出してケガをした場合、目の前に飛び出された車の方が前方不注意となる。飛び出された運転手は、心臓がバクバク!!見ている店員も身がすくんだ瞬間だった。

このようなことはよく起きるらしく「お財布からお金を出したり、キャッシュレス決済のための操作などでお会計時に保護者の方がどうしてもお子さんから目を離さざるを得ない瞬間があります」幼い子どもは、言われたことが“命の危険”に関わるという認識を持てない。
「子どもの瞬発力は侮れない」「見た目悪くても、ハーネスが解決するなら命には替えられん」と親からは共感の声も多い。しかし人によっては、見た目がよくないと敬遠する声もある。漫画に描かれたような瞬間はいつでも起こりうる。自分の子、自分の孫だったらと置き換えて、ぜひ漫画を一読して危険性について考えてみて欲しい。
取材協力:狸谷(@akatsuki405)
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