【実話】「人生むちゃくちゃ…」宗教にのめり込んだ母を恨み夜逃げ!!夜逃げ屋にはカウンセラーもいる?【作者に聞く】

母親を心の底から恨んでいるという依頼者の井上さん画像提供:宮野シンイチさん

子供の頃から漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ( @Chameleon_0219 )さん。Xにて公開された「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画で、書籍化もされている。今回は、Xに投稿されている中から「夜逃げ屋日記」の第17話を紹介するとともに、著者に夜逃げ屋のカウンセラーの存在についても詳しく伺った。

母親への恨みは底知れぬ娘から夜逃げの依頼

01画像提供:宮野シンイチさん

02画像提供:宮野シンイチさん

03画像提供:宮野シンイチさん

ある日、夜逃げ屋の事務所に呼ばれた宮野さんが目にしたのは見知らぬ男性と女性。一見して「依頼者が2人?」と思った宮野さんだったが、男性は宮野さんを見ると「はじめまして、夜逃げ屋のスタッフ兼カウンセラーのジョーです。」と挨拶をする。夜逃げ屋にカウンセラー?と思うかもしれないが依頼者の中には夜逃げした後も長く心の傷が癒えない人もいるので、カウンセラーは大切な存在だという。そして、今回の依頼者は井上さんという女性。宗教にのめり込む母親に対し「人生をむちゃくちゃにされた」と恨み夜逃げを決意したと怖い表情を浮かべるのであった…。

作者の宮野シンイチさんが体験した実話を基にした「夜逃げ屋日記」。作中では、宗教関連の夜逃げが想定外だった宮野さんの知識のなさに困り果てる様子が細やかに描かれている。

本作に登場する夜逃げ屋カウンセラーのジョーさんについて話を聞くと「チラッと聞いた程度ではあったのですが、『あー、なんかそんな人がいるって言ってたような…』ほどの認識でした」と話してくれた宮野さん。自身が夜逃げ屋スタッフになってからはカウンセラーという存在の大きさをさらに実感したという。「心の傷はそう簡単に消えるものではありませんし、話を聞いてくれるだけでも楽になれることってたくさんあると思うので、重要な存在だと思います」と最後に宮野さんはカウンセラーの必要性についても意見を述べてくれた。

現在も夜逃げ屋スタッフの一員を務める作者がリアルに描いている「夜逃げ屋日記」をぜひ1度読んでみて欲しい。

取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)

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