え!そこ!?ツバメが巣を作った場所が驚愕すぎる!!現代のツバメたちの“住宅難”を描いた漫画に応援の声【作者に取材】

SNSを中心に野鳥にまつわる短編漫画を描いているpiro piro piccolo
(@iirotorii)
さん。スズメやメジロなど身近な野鳥をリアルに描き、野鳥の生態や習慣などを知ることができる。今回はX(旧Twitter)にて4.1万を超えるいいねを獲得した「住宅難のツバメたち」などツバメが登場する漫画を紹介するとともに、本作を描くようになったきっかけや裏話などについて、piro piro piccoloさんにインタビューした。
道の駅でも拒否!?厳しい住宅事情に立ち向かうツバメを描く



バードウォッチングが趣味で、日頃から野鳥の観察を楽しんでいるというpiro piro piccoloさんは、その様子を絵に描き留めている。「野鳥を見たときの感動的なシーンやおもしろいシーンを残したいと思い、描き始めたことがきっかけです」と、漫画制作を始めたきっかけを語る。
本作「住宅難のツバメたち」は現代ならではの事情が込められている。「『ここは流石に大丈夫では?』と思った道の駅でもツバメの巣作りを拒否されていたので、事実を伝えたいという点でも本作を描きました」とその背景を話す。厳しい住宅事情の末、スピーカーの上に作られた巣を目にすることも!?ノリノリのビートで育った雛たちの旅立つ姿が楽しみだ。
そのほか、ツバメに関する興味深いエピソードもあるという。「ある日海岸で鳥を観察していたら、(おそらく南の方から)海を越えて渡ってきたツバメが現れたときは本当に感動しました!労いたい気持ちでいっぱいでした」と語ってくれた。ツバメへの愛情が伝わってくるエピソードだ。
そのほか、piro piro piccoloさんの思い入れのある作品について伺うと、「雨をシャワーに水浴びするキジバトの漫画です。嫌いな雨の日でもこんなキジバトが見られるかもと思い、ポジティブに捉えられるようになりました」と語る。
最後にpiro piro piccoloさんは「人間の身近なところで観察できる生き物の中では『野鳥』は種類も多く、一生懸命な姿を観察しやすいと思います。気づけるようになると、少しの外出でも景色が変わって見え楽しいので、是非野鳥を意識してみてください。私の漫画が少しでも参考になればうれしいです」と読者にメッセージを送った。
野鳥について興味がある人は、piro piro piccoloさんの漫画をぜひ読んでみてほしい!
取材協力:piro piro piccolo(@iirotorii)
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