【本当にあったホラー】誰もいないはずの廊下に「ピースする手」が…家族全員が見た“不思議だけど怖くない”実話【作者に聞く】

不思議なほっこりする話_P002(C)万福

エピソード漫画を中心にSNSで注目を集める万福さんは、実体験や人から聞いた印象的な出来事を、独特のテンポと表現で描いている。過去には「美容室でのトラウマ体験」や「不正ログイン被害」の漫画が話題を呼び、テレビ番組とのタイアップでも作品を発表したことがある。

不思議なほっこりする話_P003(C)万福

不思議なほっこりする話_P004(C)万福

誰もいるはずのない廊下に垂直に伸ばされた手が!(C)万福

実は次女だけでなく、4人全員が“手”を目撃していた(C)万福


今回紹介するのは、万福さんの友人が子どもの頃に体験した“ちょっと怖くて、でも怖くない”不思議なエピソードだ。

出来事が起きたのは、姉弟4人が同じ部屋で過ごしていた実家の和室。まったりとした昼下がり、それぞれがのんびりとした時間を楽しんでいた最中、寝転がっていた次女が視界の端に「手首から先だけの手」が現れたのを見た。それは縁側の高い位置から真横に伸び、なんとピースサインをしていたという。

その晩、次女が「今日、不思議な“手”を見たんだけど」と話すと、なんと他の3人も全員同じものを見ていたことが発覚。全員が「自分にだけ見えたものかもしれない」と思って口をつぐんでいたのだという。だが、その場にいた母親が一言発したことで、兄弟たちは妙に納得し、モヤモヤが晴れたのだという。

この出来事を聞いた万福さんは、後日その友人の家を訪れた。廊下には、おじいさんの写真が飾られており、その雰囲気に「ひょうきんで明るそうな人だな」と感じたという。

「怖い印象はまったくなかったです。だから漫画ではアレンジして、おじいちゃんの写真にピースサインをさせちゃいました(笑)」と万福さん。自身には祖父の記憶があまりないため、家族とのつながりを感じられるその写真が、むしろうらやましく思えたという。

このように万福さんの作品には、ちょっとした違和感や体験談を、ユーモアを交えながら描く独自の魅力がある。なかでも「美容室で本当にあったトラウマ体験」は多くの共感を呼び、「私も似た経験がある」とDMが殺到したほどだ。

「コメントやいいねが励みになるので、もらえると本当にうれしいです」と語る万福さん。他にも「不正ログイン被害」の実録漫画など、“自分にも起こりうるかも”と思えるリアルなエピソードが多数投稿されている。気になった人は、ぜひ他の作品もチェックしてみてほしい。


取材協力:万福

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