「あれ絶対にカツラだろｗ」学校の訳のわからないルール「頭髪検査」をすると言い出した、絶対カツラな先生の行動に絶賛の嵐【作者に聞いた】

動物、お金、食文化などさまざまなモチーフを題材に、シリアスとギャグを詰め込んだ4コマ漫画を描くのは、漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリ (@yukinohotel) さん。意味がわかるとおもしろい、じわじわ笑えてくる「癖になる文学的なオチ」を味わってみてほしい。

関西人、関東人を分断する永遠のテーマ、マクドナルドなどの略し方。その略し方の法則に当てはめると思わぬ結果が導き出されることになり…？など、「ギャル」をテーマにした4コマを集めてみた。

マクドナルドの短縮呼び、関西と関東の違いから着想されたギャルマンガが描かれていた。関西では、関西スーパーを「かんスー」、業務スーパーを「ぎょうスー」など略したりする。雪のヤドカリさん特有の短縮呼びはあるのか、聞いてみた。

「村長(チェリソッポスマ)のことをチェマと呼んでいました。おっとｗこのンシパは都会の人にはピップスすぎて伝わりませんねｗファオシヤｗｗｗｗ」

髪の長さや、学ランのボタンは一番上まで閉めなければならなかったり、スカートの長さや持ち物など、学校には多くの規則が存在する。雪のヤドカリさんの学校にあった理不尽な激やばルールを教えてもらった。

「TikTokの強豪校(全国大会4連覇)だったのですが、毎日校長の太極拳動画を10回再生しないといけないのはめんどくさかったですね」と笑いながら話す。TikTok強豪校出身だとは知らなかったので大変驚いた。よく聞いてみると、再生してないのがバレると原稿用紙10枚に相当するショート動画を上げなければならないらしく、さすがはTikTok強豪校という逸話だった。

アカウント名しか知らないオタク同士がネットでつながり、リアルで会う話が描かれていた。主人公のアカウント名は「トゥインクル☆パンティ」という名前だったが、実際に見たことのある激やばアカウント名について聞くと、「縺雁燕繧定ヲ九※縺 ｋ」というアカウントだということだった。

最初は「文字化けしてんじゃーんｗ」と笑っていたそうだが、その人の投稿を見にいって愕然。なんと、雪のヤドカリさんの家の近所の写真がメディア欄にずらっと並んでいたという。気になってアカウント名をコピペし、文字化けを元に戻すサイトで解析してみると「お前を見ている」という意味だったそうだ。

クラスのギャルが、内気なオタク青年となぜかいい仲になっちゃう、ドキドキロマンスマンガが増えている気がするのだが、この傾向について聞いてみると「やっぱみんなこういうの好きなんだな～と思います。対偶もまた真なので、オタク女子とギャル男がめちゃくちゃ険悪になる漫画を描いたら受けるんじゃないかと考えています」と、目から鱗が落ちるような鋭いコメントをもらうことができた。ぜひ、雪のヤドカリさんに描いてもらいたいものだ。

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