これはサイン→「ご飯の味がしない」「眠れない」適応障害で会社を辞めた新卒が“希望”を見つける漫画に共感の声【作者に聞く】

「適応障害で会社を辞めた新卒が希望を見つける話」01画像提供:©Amai/SQUARE ENIX

幼少期から漫画を描くことが好きだった甘井(@amai_taiyaki)さんは、X(旧Twitter)などで作品を公開している。2023年に『適応障害で会社を辞めた新卒が希望を見つける話』を投稿し、10万超えのいいねと多数の共感コメントを集めた。

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物語の主人公・村上健吾は、憧れの会社に就職したものの入社後は理不尽な指導に晒され、理想とのギャップに打ちのめされていく。ある日、先輩から急ぎの仕事を振られるが、「マニュアル見て」とだけ指示され、結果的に社内システムでトラブルが発生。その責任を一方的に押し付けられた村上は、ついに適応障害を発症してしまう。

食事も喉を通らず、荒れた部屋で無気力に過ごす日々。そんなとき、偶然目にしたSNSのライブ配信が彼の心に小さな変化をもたらす、というストーリー。

甘井さんによれば、この作品は漫画賞への投稿にあたり「どんな漫画を描きたいか」と問われたことが制作のきっかけだったという。「疲れている人、生きづらさを感じている人の心がふっと軽くなるような漫画を描きたい」との思いから生まれた作品だ。

また、社会人へのメッセージとして「誰でも必ずつまずくし、傷付くこともある。特に真面目な人ほど抱え込んでしまうけれど、『ご飯がおいしくないな』と感じたら無理をしているサイン。そんなときは誰かに話してみてほしい」と語る。必要ならSNSの力も借りて、「肩の力を抜いて」と呼びかけている。

作品には「心に刺さった」「泣きました」といったコメントが相次ぎ、多くの読者の共感を呼んでいる。甘井さんは他にもホラー作品などを投稿しているので、興味を持った人はぜひチェックしてみてほしい。


取材協力:甘井(@amai_taiyaki)
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