「ママなのにイベント来ていいの?」推しにハマって同人イベント用の託児所を開設!?実体験エピソードが話題【作者に聞く】

同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました画像提供:(C)Satsuki Yotsutsuji, Yuka Matsuda 2023

親になったら、好きなことを諦めなきゃいけないの?授乳や離乳食、オムツの交換で終わってしまう一日。誰とも話さない日も多く、休息時間にスマホを見るのが唯一の楽しみだというママも多い。四辻さつきさん(※正しくは二点しんにょう)もその一人だった。きっかけは推しにハマって、二次創作をするようになってから。「コミケに参加したい!」という思いからスタートし、同人イベントに合わせた託児所を開設するまでに至った。今回は、にじいろポッケ( @nijiiropokke )の主催者である四辻さんに託児所設立から「同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました」のコミカライズまでの経緯をうかがった。

子供も大切、自分の心が自分らしくあることも大切!

【漫画】同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました画像提供:(C)Satsuki Yotsutsuji, Yuka Matsuda 2023

同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました第1話(2)画像提供:(C)Satsuki Yotsutsuji, Yuka Matsuda 2023

同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました第1話(3)画像提供:(C)Satsuki Yotsutsuji, Yuka Matsuda 2023

第二子妊娠中に同人活動に夢中になりイベントに参加したいと思った作者の四辻さつきさんは「私一人が一日出かけるためだけに、大人二人の予定を調整しないといけなくて、ハラハラしたり気を遣ったりするのがすごく理不尽に感じたんです」と当時の心境を話す。二人の子どもを預けることの難しさを実感したこの経験が、同人イベント中に子供を預けられるという画期的なサービス誕生のきっかけとなり、その悩みをSNSで発信したときの大きな共感が実現への後押しとなったそう。

本作「同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました」は、四辻さんが運営に至るまでの思いだけでなく、コミックエッセイとしては異色の利用者目線を入れるなど、漫画としておもしろくなるように工夫がされている。また、四辻さんは「にじいろポッケを利用する方はもちろん、直接関わりのない人にもエンタメとして楽しんでもらえたらうれしいです」と話す。

最後に、四辻さんは「子供も大切、自分の心が自分らしくあることも大切です。日常の育児や生活をがんばっているのはとっても素晴らしくえらいことなので、ぜひ非日常のイベントを思いっきり楽しんでほしいです!お子様もその日一日同じくらい楽しく過ごせるよう、全力でサポートしたいと思っています。私もまだまだ子育て奮闘中ですが、お互い無理せずがんばりましょう!」と同人やイベントを楽しみたいという同じママさんたちにエールを送ってくれた。

取材協力:四辻さつき

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