生き物は宅配禁止なのに品名を偽装!品名「桃」の鳴き声の正体は!?宅配業界の穴をついた仰天の“あるある”【作者に聞いた】

運び屋ゆきたの漫画な日常画像提供:ゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)

宅配便の段ボールの中から「キューキュー」と動物の鳴き声がする。しかし、送り状の品名には「桃」と書かれている…。宅配業社によっては規約上、生き物を送れないところもある。しかし、依頼者が品名をごまかして生き物を送ることは稀にあるそうで。配送センターで鳴き続けている、その中身とは一体?長年宅配業界で働いてきた、ゆきたこーすけ( @kosukeyukita )さんが描く「運び屋ゆきたの漫画な日常」から、入れてはいけない品物を運んだ体験漫画を紹介する。

宅配業においては珍しくないという品名の偽装

品名に「桃」と書かれているが…?画像提供:ゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)

ええ!そっちのモモ!!画像提供:ゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)

ヒヨコの宅配便1画像提供:ゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)

元宅配ドライバーでありながら、現在は漫画家として活躍中のゆきたさん。本作「運び屋ゆきたの漫画な日常」ではそんなゆきたさんが宅配ドライバー時代に出会った様々な出来事を体験談として描いている。

本作のように品名を「桃」にしながら、段ボールの中には生き物である「モモンガ」を入れて配送してしまうというエピソードのように、依頼者が品名を偽装するということ自体、実は宅配業において珍しいことではないらしい。そのことについてゆきたさんは「実際には熱帯魚や昆虫、爬虫類などをしばしば見かけました。規約がそこまで厳密に運用されているわけではない、というのが現実だと思います」と宅配のシステムに言及しながら語ってくれた。

生き物は配送できない、原則としてそのルールはありながらもちろん例外もあるらしく、「鳩は、ゆうパックで送れます。実際に、レース鳩を送る需要があります。鳩専用ボックスなるものもあるそうです」と教えてくれたゆきたさん。実は過去に道端で行き倒れているレース鳩を保護したことがあるのだそうで、そのときもこの「鳩専用ボックス」なるものを使用したと語る。

本作のような宅配便でのトラブルやおもしろエピソードは、ゆきたさんのブログで日々投稿中とのこと。現在は読者からのエピソードも募集しているのだそうで、ゆきたさんは「おもしろい、困ったなどのエピソードがありましたら、ぜひご投稿お待ちしております」とメッセージを残してくれた。気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全8枚)

Fandomplus特集

マンガ特集

マンガを読んで「推し」を見つけよう

ゲーム特集

eスポーツを「もっと知る」「体験する」

ホビー特集

「ホビー」のトレンドをチェック

注目情報