夫婦の「話し合い」はいつもケンカに…!それでもあきらめず夫と話し合うと夫の本音がポロリ【著者インタビュー】

夫が大変なのは分かるけど…画像提供:「ほしいのは『つかれない家族』」(C)ハラユキ/講談社

ワンオペ育児で不眠続きのある日、イラストレーター・コミックエッセイストのハラユキ (@yukky_kk) さんは、子どもを自転車に乗せたまま転倒してしまった。ケガはなかったもののワンオペ育児の「限界」を感じた瞬間だった。このままではダメだ…と一転。「家族全員がストレスなく過ごすにはどうしたらいいか?」夫に「どうしてほしいのか」話し合いをした。妻は終わらない家事と育児に「私ばっかり!」と不平不満をこぼし、夫は疎外感を感じ「家に帰るとつかれる」という。そんな夫婦のあるある環境を変える手助けをしてくれる一冊、ハラユキさんの「ほしいのは『つかれない家族』」を紹介するとともにインタビューを行った。

産後の夫婦は見えている世界が違う!?

【漫画】「ほしいのは『つかれない家族』」を読む画像提供:「ほしいのは『つかれない家族』」(C)ハラユキ/講談社

つかれない家族_Part11画像提供:「ほしいのは『つかれない家族』」(C)ハラユキ/講談社

つかれない家族_Part12画像提供:「ほしいのは『つかれない家族』」(C)ハラユキ/講談社

本作「ほしいのは『つかれない家族』」の作者ハラユキさんはワンオペ家事・育児の限界を感じ、夫とお互いの不満について話し合いをすることに。すると夫は「妻がいつも怒っている」「基本冷たい」「居場所がない」「全て子どもの話」「ずっと産後太り」など、予想もしていなかった本音を漏らした。「お互い見えている世界が違いすぎる!」と気づいたハラさんは、2人でコミュニケーションをとりながら、家事・育児を分担していく方法を模索していった。

夫婦で話し合いを重ねたそうだが、ハラユキさんは「問題解決のために冷静に話し合うのって、本当に難しいし、つかれますよね。話し合いがケンカになってしまったり、かえってモヤモヤやイライラが増えたり、そんなことは何度もありました。『つかれては話し合いをあきらめる』を繰り返していました」と当時を振り返る。

それでも、「コミュニケーションをあきらめないといけない相手とずっと一緒に暮らすのもイヤだったんです。パートナーをあきらめたくなかった。別れるか問題を解決するかのどちらかだと思っていた気がします」と、覚悟を決めて夫と向き合ったことを明かした。

多くの夫婦の取材を通して、「うまくいっているように見えるカップルも、たいていは険悪だったり揉めた時期もあるとわかったことです。そういうのを乗り越えて、お互いにすり合わせをして、努力をして、今の形になってるんですよね。『うちだけじゃなくて、みんな苦労してるんだね』は、私と夫のある意味、なぐさめになりました」と思いを語り、終わりに「どんな形に進むにしろ、家庭の幸せをあきらめないでと伝えたいです」と読者へメッセージを送った。

取材協力:ハラユキ(@yukky_kk)

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