ASD&ADHDと診断された6歳の息子とのリアルを描いた子育て漫画に同じ不安を抱えた人から共感の声が殺到【著者に聞く】 

息子の新たな凹凸の話画像提供:河野りぬさん

河野りぬ( @job_rinu )さんはSNSやブログを中心に子育てなどのエッセイ漫画を公開している。「息子の新たな凹凸の話」は、息子がASDやADHDなどの発達障害を発症し、小学校入学を目前に療育をしていくというエピソードだ。本作を描くようになったきっかけや裏話などについて、河野りぬ(@job_rinu)さんにインタビューした。

限られたお友達としか交流せず、交流で行動できない…その理由が判明

「息子の新たな凹凸の話」1-1画像提供:河野りぬさん

息子に新たな問題が発覚…!?「息子の新たな凹凸の話」1-2画像提供:河野りぬさん

1-3画像提供:河野りぬさん

本作「息子の新たな凹凸の話」は、実話をもとに描かれている。

「発達障害に関する情報は多いから、私が描かなくてもいいか…」と思いながらも、同じ仲間たちに「私たちも仲間だよ~」という気持ちが伝わればと描き始めたという本作。息子さんがASDとADHDだと診断されたときは、困惑の気持ちもあったがそれよりも、診断が出たことで療育やサポートに向けて前のめりな気持ちだったというりぬさん。息子さん自身、診断を受ける前後での変化としては「言葉にはしていませんが、本人の中で漠然と感じていた困り感に大人たちが気付いて対処し始めてるというのは、感じていると思います。言葉の理解はできるので、大人同士の会話に聞き耳をたてて、自分が周りと少し違うことをなんとなく理解しているような雰囲気もあります」と率直な意見を語っていた。

とても魅力的な息子さんは隙あらば「ママだいすき!」と言ってくる、自称「プリティボーイ」だという。「とても繊細ですが、傷つきやすい分傷ついている友達を慰めてあげたりと憎めない一面があり、彼の名誉のためにも本作では描けなかった分、いずれそういう話を描いてあげたいと思っている」と語ってくれた。
りぬさんは最後に、「子育てしていると、何かと周りの視線や意見が気になってしまったり落ち込んだり、思い悩んだり…いろいろあると思います。子どもの魅力を親が見失わないよう、無理せず息抜きしながら一緒に頑張りましょう!!」と現在子育て中の読者へエールを送ってくれた。

本作は発達障害の子どもや療育がリアルに描かれているので、発達障害のことを詳しく知りたいという子育て中の方は、ぜひ一読して欲しい!

取材協力:河野りぬ(@job_rinu)

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