【実話】「ボーナスなし」で転職決意!「会社に評価されない」47歳SEが『100日後に辞める』まで【作者に聞く】

47歳で転職を決意したTOMEさん(@tome_ura)の漫画『100日後に退職した47歳』を紹介する。彼のリアルな転職奮闘記はSNSで人気を集め、ついに
ドラマ化
された。
ボーナスゼロから始まった転職劇




ソフトウェア開発のSEとして連日残業や徹夜をこなすTOMEさん。しかし、会社からの評価は低く「今期のボーナスはなし」と告げられ、転職を決意した。
転職を決意してから退職までの100日間を漫画に描き、毎日更新を続けたTOMEさん。フォロワーは400人から5万人超へと激増した。彼の描く、アプリトラブル対応で心身がボロボロになる姿はリアルで、同業者からも共感を呼んだ。この人気漫画は、2023年8月1日から
Amazonプライムでドラマ独占配信
が始まった。
「描くしかない!」作者が語る創作の原動力とリアルな本音
漫画を描くきっかけについて、TOMEさんは「趣味のアプリ開発が本業の忙しさで滞っていたとき、シンプルなエッセイ漫画を見て『アプリより短時間で発信できて面白そう』と思った」と語る。特に「100日後に退職する47歳」というタイトルで投稿したところ、すぐに拡散されたため「2日目以降の内容はそれから考えた」と明かした。
退職時期は、漫画を続けるうちに現実の気持ちが漫画にリンクし、転職活動を始めた結果、「漫画の70日目くらいを描いているときに実際に退職していた」という。47歳での転職の決め手は「職場との相性の悪さ」と、「会社に評価されていないのでは」と感じたことだった。
転職経験者として必要なのは「新しい技術を常に吸収し続けること」だとTOMEさんは強調する。
前職を辞めてよかったかについては「よかったことも、悪かったこともある」と本音を語る。気まずい関係になった人ともう会わなくてよくなったのは気が楽だが、関係修復の機会を失ったのは微妙だという。待遇面では大きな変化はないそうだ。
苦労して投稿した漫画のドラマ化については、「なかなか実現せず心配していたが、ついに配信開始されて素直に嬉しい。『人生、嫌なこともあれば良いこともあるなぁ』と感じている」と喜びを述べた。
■取材協力:元アプリ開発者47歳(@tome_ura)
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