「雨女だから修学旅行には行かない」行く場所で必ず雨が降ってしまう理由を知ると「ずっと降っていい!」の声【作者に聞く】
「雨女」とは、その女性が行く場所で必ず雨が降ってしまうこと。もし、雨女に雨が降る「条件」があったら?という設定で描かれた、創作漫画・早々乃曜七(@kakesichi67)さんの『雨女の話』を紹介するとともに、制作秘話を聞く。
私がいると「雨が降ってしまうから…」その条件は?



雨女がいると、行く場所で必ず雨が降ってしまう。この設定については、「『雨女』という言葉がありますが、雨が降るには何か『条件』があるのではないかと考えたのがきっかけです」と、早々乃さん。ある条件が重なると雨を降らせてしまう主人公は、学校行事に参加したくないという。しかし、友達は「雨女でも構わない!」と一緒に出かけようと誘う。すると、いきなり周囲は土砂降りの雨に!!主人公がうれしいと、途端に雨が降ってしまうのである。
「本来、雨は人を憂鬱な気分にするものですが、その常識を逆手に取り『悲しいときに雨が降る』のではなく『うれしいときに雨が降る』設定にして、読後感がさわやかなお話にすることを心がけました」というのが本作のポイント。修学旅行中はもちろんずっと雨。それは彼女がうれしいということを示している。
早々乃曜七さんはモーニング月例賞にて期待賞や努力賞を受賞。『君の死は』や『感情の死んだ男』などの爽快感のある創作漫画を描く。「最近はあまり漫画を描けていませんが、ネタはたくさんあります。また少しずつ描いていけるように頑張ります!」本作には「雨ニモ負ケズな友情」「素敵な友人たち」などの温かいコメントが届いた。
取材協力:早々乃曜七(@kakesichi67)
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