婚活で相手の年収は気になる?「自分より年収低い人と結婚するなんて考えられない」婚活中の友人の発言にかつての自分を見ているようで…【作者インタビュー】
婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目も悪くないし、大手IT企業勤めだし、いいかも!?と思っていたら…一緒に行った食事でまさかの「1円単位のワリカン」をしてきた!!衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”は一見わかりあえないと思いきや、互いに少しずつ理解をし、惹かれ始めていく…。
古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。6巻が発売されたばかりで注目を集める同作について、作者のコニシ ナツコさんに制作秘話などを聞いた。



作者のコニシ ナツコさんインタビュー
「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」の作者で、自身も婚活を経て結婚されたという、コニシ ナツコさんに話を聞いた。
――6巻の「自分より年収低い人と結婚するなんて考えられない」という婚活中の友人の言葉が印象的でした。コニシさんが婚活をされていたとき、周囲の女性もそのように考えていた方が多かったでしょうか?
婚活という場は特に条件が入口になるので、女性は男性の年収、男性は女性の年齢を重視する人が多いという印象があります。「男性の方が女性よりも稼いでいるべき」という価値観も昭和っぽいので、この作品に合っているなと思い、このセリフを入れました。
――6巻ではこうきとアイコの「結婚式」への価値観の違いが1つのテーマになっていますが、本エピソード執筆の際に、最近の結婚式事情などについて調べたりしましたか?
私自身が最近、結婚式を挙げたので、必然的にいろいろと調べました。その中で私自身が「どうしてこういうルールになっているんだろう?」と思うこともたくさんあったので、作品に盛り込んでいます。また友人の中には「フォトウェディングだけで十分」という人や、「2人だけで式を挙げる」という人もいて、結婚式のスタイルも多様化しているのは肌で感じていました。
――結婚式を挙げられたのですね!あらためて、ご結婚おめでとうございます!結婚式を挙げるというのは、旦那様との話の中で、すんなり決まったのでしょうか。
私の旦那さんはこうきとは全然違うタイプなので、私がやりたいと言えばやることになりました(笑)。ただ、そう言いながらも途中途中で「これは必要ないのでは…?」と思うことはたくさんあっただろうなあと想像してます。やっぱりカップルによっては、大いに揉めるところですよね。
「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観が変わっていく様から目が離せなくなる本作。婚活の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!
取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。