SHAKA&あくたがわ(チームマノン)が頂点に!『Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂』優勝者インタビュー

東京体育館にて2025年6月28日・29日の2日間に渡り開催された、格闘ゲーム「ストリートファイター6」の大型オフライントーナメントイベント『Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂』。チームマノンのあくたがわさんと、イベントの主催でもあるストリーマー・SHAKAさんが優勝に輝いた。


DAY 2に出場した16チームの中から、ウィナーズサイドでグランドファイナル進出を決めたのはチームマノンのSHAKA/あくたがわペア。一方ローワーブランケットでは、ルーザーズから敗者復活を決めたチームダルシムのありけん/harumyペアが、チームA.K.Iのすでたき/もっちゃんペアを下し、逆転優勝の権利を手にした。

グランドファイナルでは、あくたがわさんとharumyさんの一般参加プレイヤー戦からスタート。1-1にもつれるもあくたがわさんが制し、チームマノンが優勝に王手。続くストリーマー戦ではありけんさんがSHAKAさんを下した。決着は一般プレイヤー同士の決定戦に持ち込まれ、その最終戦もあくたがわさんが勝利し、優勝が決まった。

イベント終了後囲みインタビュー
――イベントを終えての感想と優勝の声をお聞かせください。
【SHAKA】2日間無事に終わったと思うので、まずはそこは本当によかったなというところです。あと、まさか本当に自分が優勝できると思っていなかったので。それはもちろん自分だけの力っていうわけではなく、あくたがわさんの力あってこそではあったんですけれど。そのなかで、マノンという若干特殊というか一般的ではないこのキャラクターを代表して優勝できたことが何よりまずうれしいです。
【あくたがわ】まず、大会の感想としまして、こういう大会を開いてくれたっていうことにとにかく感謝です。格闘ゲームの大会はやっぱり国内で開くのが難しくて、半年とか1年に1回とかなので、感謝の気持ちは大きいです。優勝した感想ですが、言葉で言い尽くせないほど、感無量になっております。ただただうれしいですね、
――チーム戦として誰かを背負って戦うことになったことの意味や、お互いに生まれた印象を教えてください。
【SHAKA】僕は冗談も含めてキャラクターの強さの話をよくして、そのなかで自分のキャラを弱く言ったりするんですけど。もちろんプロの方々はいないのでちょっと違うかなとは思うんですけど、ここで一つ優勝したということで、この(マノンという)キャラクターの強さを証明できたというところで、ある種誇らしく思っています。
あくたがわさんは格闘ゲームをやっている人だったら、今はもう知らない人がいないぐらい有名になっているとは思うんですけど、そのプレイヤーの横に座ってプレーして。終わったから言えるんですけど、あくたがわさんは「緊張しない」って言っていたんですけど、「意外とちょっと手が震えてるな」とか(笑)。緊張していそうなのに、いつも以上のパフォーマンスをこのオフラインって特殊な環境で発揮できているのは、本当に一流のプレーヤーだなってあらためて思わされました。
【あくたがわ】格闘ゲームはやっぱり一人で完結するものなんですけど、この大会だと、一心同体、他人とは思えないという気持ちが本当に強く生まれまして。他人という枠組みを外れて(SHAKAさんと上がっていきたいって)感情のエネルギーみたいなものが、たぶん能力にプラスアルファになって、この結果に繋がったと思っております。
――このイベントで戦った相手の中で一番苦しかった、大変だったプレイヤーを教えてください。
【あくたがわ】そうですね、やっぱりダルシムチームがきつかったですね。もちろん(ダルシムという)キャラもそうなんですけど、harumyさんは防御法でディレイという遅らせ行動のテクニックなどを、後半随所に組ませていたのでどんどんやりにくなっていって、追いつかれちゃうんじゃないかなという恐怖感みたいなのもあったので、やりにくかったですね。その恐怖感に打ち勝つっていうのは大変な労力でした。
【SHAKA】もちろん決勝に上がってきたダルシムチームにも最後(自分は)負けましたし本当に強かったんですけど、いろんな大会でもたびたび対戦しているドンピシャさん(ガイルチーム)が、ゲームを通じていつもと違う気迫を感じるプレーで。「あ、これもう一回当たっても勝てないかもな」って、負けたときに正直ちょっと思っちゃいましたね。なので、ドンピシャさんが一番手ごわいなと感じました。
レッドブル・ジャパンとGANYMEDE、SHAKAがコラボ『Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6』

「LEGENDUS」は、GANYMEDE株式会社所属のストリーマー・SHAKAさんが主催する格闘ゲームのオフラインイベント。2025年はレッドブル・ジャパンとタッグを組み、『Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6』としてイベントを開催。今回の『Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂』はその1つで、一般参加プレイヤーとSHAKAさんが集めたストリーマー25名が参加するトーナメントとして行われた。


6月28日のDAY1は、一般参加プレイヤーによる予選が行われた。全25体のキャラクターから自身の持ちキャラ1体を選択し、キャラクターごとの1位プレイヤー16名がDAY2に進出。29日のDAY2では、一般プレイヤーと使用するキャラクターが同じストリーマーが2人1組でチームを組み、16チームによるダブルエリミネーション形式のトーナメント戦を実施。チームとして、そして全キャラクターの頂を目指すという内容で、大会優勝チームには一般参加プレイヤーとキャラ代表ストリーマーそれぞれに『Evo Las Vegas 2025』への出場権および渡航サポートが副賞として贈呈された。

DAY2 チーム組み合わせ
※左から「使用キャラクター」「ストリーマー」「一般参加プレイヤー」の順(敬称略)
ベガ:ファン太/Yuzuponzu
A.K.I:すでたき/もっちゃん
JP:ごっちゃんマイキー/Axela
エド:ふらんしすこ/mituema
春麗:あたた/ドドガマル
ブランカ:わいわい/yukari
キャミィ:Clutch_Fi/fumi
テリー:布団ちゃん/Kurama
マノン:SHAKA/あくたがわ
ザンギエフ:わきを/MM
ラシード:スタンミ/ぽてぽてキリン
ダルシム:ありけん/harumy
エドモンド本田:obo/センキュー鈴木
ジュリ:JapaneseKoreanUG/Meg5
ガイル:ドンピシャ/Syuji
キンバリー:芦澤佳純/tako956402
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