【実話】「命が助かった」DV彼氏の呪縛から解放された彼女… 親友との絆で掴んだ新人生【作者に聞く】

子どものころから漫画が好きで、ユーモア溢れる作品を描く宮野シンイチさん(@Chameleon_0219)。Xで公開された『夜逃げ屋日記』は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基にした人気漫画だ。今回、宮野さんにインタビューを実施。夜逃げについての感想を紹介する。
※本作品にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。
DV彼氏からの逃亡、親友の支えと社長の過去



夜逃げ当日、DV彼氏に暴力を振るわれ、怪我の治療のため作業は翌日に。親友の橘さんと夜逃げ屋の社長、スタッフの3人で荷物の運び出しを終えた。
橘さんが社長に謝罪すると、社長は橘さんが以前悪態をついた日に依頼者・今野さんから電話があったことを話し始めた。今野さんは家族との関係も悪く、奨学金の半分を実家への仕送りに充てていた。お金に困っていた学生時代、橘さんがルームシェアを提案し、ずっと支えてくれていたという。だから、橘さんの態度を許してほしいと社長に伝えたのだ。
社長自身も親とは疎遠で、元夫から暴力を振るわれた過去がある。社長は、当時の自分には橘さんのような心から助けてくれる友人がいなかったことを羨ましく思う。その話を聞いて泣き出した橘さんに、社長は「これからも精一杯友達として今野さんを支えてやりなさい」と温かい言葉をかけた。
作者が語る生命の尊さ
今回の夜逃げについて宮野さんは、「これに関しては、自分はほとんど何もしてないのでなんとも言えないところが多いですが、それでも命が助かったのはよかったと思う」と語った。
『夜逃げ屋日記』は第4巻まで発売されている。夜逃げ屋に興味がある人は、ぜひ一度読んでみてほしい。
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