理想のプロポーズってどんなの?結婚を夢見る35歳、“憧れのプロポーズ”は叶うのか!?【作者インタビュー】
婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目も悪くないし、大手IT企業勤めだし、いいかも!?と思っていたら…一緒に行った食事でまさかの「1円単位のワリカン」をしてきた!!衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”は一見わかりあえないと思いきや、互いに少しずつ理解をし、惹かれていく。そしてついに付き合い始め、結婚も意識し始めた2人だったが、いろいろなことに対する「価値観の違い」が明らかに…。さらには、プロポーズについての認識も違っていて!?
古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。8巻が発売されたばかりで注目を集める同作について、作者のコニシ ナツコさんに制作秘話などを聞いた。



作者のコニシ ナツコさんインタビュー
「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」の作者で、自身も婚活を経て結婚されたという、コニシ ナツコさんに話を聞いた。
――8巻発売、おめでとうございます!8巻の見どころを教えてください!
8巻ではこうきの初恋の相手という新しいキャラクターが登場し、2人の関係に影を落とします。2人がそうそううまくいかないように作者としてはあらゆる試練を用意しているのですが、今回はどんな試練が訪れたのか、楽しんでいただければと思います。
――結婚に向けて同じ方向を向き始めた2人と思いきや、8巻ではまたまた「プロポーズしたつもり」のこうきと、「プロポーズ待ち」のアイコのすれ違いぶりがおもしろくも、モヤモヤします。婚活や結婚のご経験を経て、「プロポーズ」について男女間で認識の違いがあると感じたことはありますか?
プロポーズに関しては、男女間や個人間でかなり認識の差があるなと思います。そのなかでも女性が「プロポーズを待っているのになかなかしてくれない!」というシチュエーションが1番よく聞くものだなと思って本作にも取り入れました。
――ちなみに結婚前、コニシさんは「理想のプロポーズ」ってありましたか?
どんな言葉でもいいのではっきりと「プロポーズ」されたいと思っていましたが、結局ちゃんとはなかったです(笑)。若かりしころはフラッシュモブもドンと来い!くらいに思っていたのですが、現実では結局プロポーズらしいプロポーズはなかったですね(笑)。そのあたりで感じたことも作品に込めているので、ぜひ読んでいただけるとうれしいです!
「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観が変わっていくさまから目が離せなくなる本作。婚活や結婚の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!
取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)
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