オセアニアの集落で「トロピカル」な料理を想像したら…異国の地で出合った「謎の植物めし」の正体【作者に聞く】
海外の旅で体験した出来事を漫画に描く五箇野人さん(
@gokayajin
)。ゲッサン(小学館)で連載中の「海外 縁にまかせて歩くだけ。」や「つかれたときに読む海外旅日記」など、そのユニークな視点が人気を呼んでいる。SNSやブログでも作品を発表しており、以前公開した「海外の村の得体しれん植物めし。」では、予想外な現地の食べ物、たけのこの煮物との遭遇を取り上げている。
X(旧Twitter)では2400件を超えるいいねとともに、「たけのこの煮物とか一気に和食感ある」「あると伝えたときの紳士の顔」と反響を呼んだ。五箇野人さんのブログでは、見慣れたたけのこが串に刺さっているという、異文化と親しみが混じり合った実物写真も掲載されている。今回は、この作品のこぼれ話を五箇野人さんに聞いた。
「トロピカル」から「和食」へ、予想外の展開



「植物を串に刺して煮込んだもの」と説明されたとき、どんな料理が出てくると思っていたか尋ねると、五箇野人さんは「常夏の島国だったので、頭の中では完全にトロピカルな植物を想像していました」と語る。
異国の地で聞くとは思わなかったなじみ深い料理に、改めてそのときの感想を聞くと、「東アジアのエリアならまだしも、そうではない場所でたけのこを食べる文化があること自体が完全に予想外でした」と答えた。
特に日本から離れて数週間経っていたため、見た瞬間は意外性と懐かしさが混じり合った何とも言えない感覚になり、思わず笑ってしまったそうだ。
取材協力:五箇野人(@gokayajin)
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