【実話】長年の不妊治療で苦しむ妻に謝る夫!?涙なしでは語れない夫婦で挑む治療への歩み【作者に聞く】

不妊治療で苦しんできた妻に謝る夫画像提供:ぺ子さん

ぺ子(@peko_comic)さんは、SNSやブログを中心に実話に基づいた作品をいくつも公開している。SNSに投稿された『原因は、俺…?』という作品はフォロワーさんの実体験を基に描かれ、注目を集めている。本作を紹介するとともに、不妊治療の経験がある作者に、治療を経て変化した夫婦の絆などについても話を聞いた。

※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。

『原因は、俺…?』36-3画像提供:ぺ子さん


会社の同僚に『不妊の原因は俺』だと話したところ、心ない言葉をかけられてショックを受ける夫。そして、夫は自身が不妊治療の経験をして、孤独感に一番寄り添えるのはパートナーだってことに気が付く。

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家に帰ると、夫は『福岡のS病院への通院をしてみようと思う』と妻に話すと、妻は『本当にありがとう』と涙を流しながら言う。夫は今まで妻が一人で苦しんできたことに申し訳なく思い、泣きながら謝る。

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夫婦はS病院で不妊治療をすることを決め、医師からROSIという治療法を勧められる。精子がいなくても、精子細胞が見つかれば妊娠が可能だという。けれど、この治療法は妊娠報告は数多くあるが、出産までたどり着ける人は少ない…。

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名古屋在住の二人にとって、福岡までの交通費や宿泊費などのお金や時間もかかる。そして何より、妻は夫の身体に負担がかかることを心配している。

40-1画像提供:ぺ子さん


けれど、夫は医師から説明を聞いて『やります』と即答!その返事を聞いた医師は、具体的な治療の説明や日程について話し始める。以前は治療に積極的ではなかった夫だったが、その潔い決断に驚きを隠せない妻であった。

40-2画像提供:ぺ子さん


――不妊治療を経て夫婦の絆も深くなったかと思いますが、ぺ子さんはどう思われますか?

不妊治療は、夫婦の絆を深める大きなきっかけになると思います。これまで腰を据えて話し合うことのなかった子どもやお金に関する価値観を共有し、また窮地に立たされたときに相手がどのような考えにいたるのかを知る機会にもなると思います。

――福岡の病院の先生は夫婦と真摯に向き合ってくれたようですね。不妊治療では病院選びも大切でしょうか?

病院選びは非常に大切で、先生との相性は治療中のストレスの軽減にも直結します。ただし、不妊治療を行っている病院自体が少ないため、『選びたくても選べない』という現実もあるのが課題です。

ぺ子さんのSNSやブログなどではそのほかの作品も投稿されているので、興味がある方はこの機会にぜひ読んでほしい!

※この作品は事実に基づいたフィクションであり、実在する人物・団体とは関係ありません。


取材協力:ぺ子(@peko_comic)

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