【接客の苦い経験】一度に80万円分の洋服を買ったお得意様?信頼できる店員の接客で思わず笑顔になるマダム【著者に聞く】

販売員と楽しそうに話すマダム画像提供:(C)2025 ぼのこ

ぼのこ(@bono_gurai)さんは、SNSやブログを中心にリアル&コミカルな漫画をいくつも公開している。2025年9月現在も連載中の『アパレる』はアパレル店員の日常がリアル&コミカルに描かれている。今回は本作をお届けするとともに、アパレル店員の経験がある著者にお得意様の接客などについても伺ってみた。

画像提供:(C)2025 ぼのこ

レディースの洋服を80万円分も購入


先日販売員の春子と店長が遅番で出勤したら、ほとんどの洋服が売り切れ!朝晩のスタッフ曰くお得意様が来店して、レディースの洋服を80万円分も購入されたとのこと。お得意様一人のお買い上げでその日の予算は達成し、店長は喜ぶばかりだ。

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お得意様は来週の月曜日にまた来店するようで、店長は万全の体制を整えるために急遽シフトも変更!けれど、当日はお昼を過ぎてもその方が来店する様子はなく、店長とスタッフは半ばあきらめかけていた。

画像提供:(C)2025 ぼのこ


一方、春子はその日店長から店内の掃除を頼まれ、ディスプレイのガラスをピカピカに磨いていた。ふとガラスに顔見知りのマダムが映り、お互い会話が弾む。

画像提供:(C)2025 ぼのこ


心のこもった接客をされて、笑顔に


春子はマダムと「次に来たときは私に合う服を見繕ってもらう」と約束していたので、店内へお連れして接客をする。実はこの方が例のお得意様なのだが、ヘルプなどで他店に行くことが多い春子は、まだ気が付いていなかった…。

画像提供:(C)2025 ぼのこ


マダムは黒と白のパンツが気になり、春子に意見を求める。黒いパンツの方が金額が高いため、お店としては黒い方をおすすめしたい。けれど春子は「私がこちらがいいと思います!」と言って、白をおすすめした。

画像提供:(C)2025 ぼのこ


春子は前回、売上を重視して商品をすすめた結果、お客様に不快な思いをさせてしまった。その経験から、マダムに本当に似合う洋服をおすすめすることにした。マダムも春子から心のこもった接客をされて、笑顔になるのであった。

画像提供:(C)2025 ぼのこ


著者にお得意様が来店すると、販売員は積極的に接客することが多いのか聞いてみると「もちろん新規のお客様にも配慮をしつつ、お顔見知りの方やリピートのお客様には、よりパーソナルなお声がけをすることがあります。『先日のお召し物の着心地はいかがでしたか?』『ご旅行は楽しめましたか?』など、少し踏み込んだ会話を交えることで、関係性を深めるよう心がけていました」と話してくれた。プロはお客様とのコミュニケーションの取り方も意識しているようだ。

前回の苦い経験から、今回はお客様目線で洋服をおすすめできた春子。経験をたくさん積んで、一人前の販売員へ近づいているのであった。ぼのこさんはほかにも数多くの作品を描いているので、興味がある方はこの機会に一度読んでほしい!

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取材協力:ぼのこ(@bono_gurai)
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