婚約指輪はいる?いらない?カップルの意見が真っ二つ!2人がたどり着いた結論は…【作者インタビュー】

婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目も悪くないし、大手IT企業勤めだし、いいかも!?と思っていたら…一緒に行った食事でまさかの「1円単位のワリカン」をしてきた!!衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”は一見わかりあえないと思いきや、互いに少しずつ理解をし、惹かれていく。

そして付き合い始め、ついにこうきからの「プロポーズ」に歓喜するアイコだったが、今度は婚約指輪を買うか買わないかで意見が分かれる2人。だが、2人はあることに気づき…一体どんな結論を出すのか!?

古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。9巻が発売されたばかりで注目を集める同作について、作者のコニシ ナツコさんに制作秘話などを聞いた。

婚約指輪を「買おう」と言う彼と「買わない」と言う彼女…話し合いの結末は!?


結婚を意識し始めたのに、こうきにまさかの疑惑!?浮気相手は、初恋の先生!?

浮気が誤解だとわかり、先生もアイコに声をかけてくれて…


作者のコニシ ナツコさんインタビュー

「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」の作者で、自身も婚活を経て結婚されたという、コニシ ナツコさんに話を聞いた。

――9巻では、「指輪」問題が浮上します。こうきとアイコのやりとりを読み、「なるほど!」と考えさせられました。コニシさんはもともと、婚約指輪や結婚指輪に憧れなどはありましたか?

結婚指輪は欲しいなと思っていたんですが、婚約指輪についてはいろいろ調べていくうちに、最近は買わないカップルも増えているというのを知って、私もそれでもいいかもと思ったんです。特に指輪という形だとあまり身に付けないので、毎日つけられるネックレスがいいかな、と考えた時期がありました。それを母に話したところ「そこは指輪でしょ!!」と一蹴され、結局指輪になりました。実際お店に行ったら、婚約指輪のデザインがどれも素敵で、「確かにやっぱり指輪だわ!」と思ってしまいましたね(笑)。

――最近は婚約指輪を買わないケースも増えているんですか!?ほかにもリサーチするなかで得た、近年の婚約・結婚指輪事情があれば、教えてください。

婚約指輪を買わずに、その分を旅行代金に回したり新居の家具家電を豪華にしたりするという若者も増えているみたいですね。確かに使う頻度の低い指輪より、現実的な使い方だと思います。でも婚約に限らず何かの記念品の価値って利便性とか使用頻度とは別のところにあるのではないかなあ…とも思います。2人が納得していれば何でもいいと思いますが、もし女性側がずっと憧れていたなら、頑張って買うという選択肢もあるかなと思いますね。

――本作はついに9巻まで発行と、長編になってきました。これまで読者からいただいた言葉のなかで、うれしかったものはありますか?

連載開始当初、主人公のアイコはタイトル通り「女は奢られて当然」と考えていたり、相手の年齢や年収ばかり気にしたりと正直誰にでも好かれるタイプの主人公ではありませんでした。こんな女の子を主人公にしたのは失敗だったかな!?と悩んだこともあったのですが、「最初はあんまり好きじゃなかったけど、だんだんかわいく見えてきた。応援したくなってきた」という感想をもらったときは本当にうれしかったです。

あとは、同世代の(とてもかわいらしくモテるタイプの)友人が「いや、奢られて当然っしょ!」と言ってくれたときには、逆に潔くていいな!と思いました(笑)。本作はあくまで1人の女性の変化を描いているだけで、「奢られたい」と思う気持ちを私自身は否定したいわけではないので。


「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観が変わっていくさまから目が離せなくなる本作。婚活や結婚の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!

取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全3枚)

Fandomplus特集

マンガ特集

マンガを読んで「推し」を見つけよう

ゲーム特集

eスポーツを「もっと知る」「体験する」

ホビー特集

「ホビー」のトレンドをチェック

注目情報