口を開けば暴言!“ヤサグレ生意気ギャル”姉ちゃんと、エゴイストな陰キャ主人公の2人がぶつけ合う「それぞれの正論」【作者に聞く】

通信制高校に通う21歳の姉。年齢を理由に将来を諦めていた彼女の前に、熱血教師の東岡と、行きすぎた弟が現れる。彼女を救えるのは、いったいどちらか?向き合うたびに“ドジでかわいい姉”が見えてきて…。となりのヤングジャンプで連載中の江垣沼さんによる漫画「生意気なギャル姉を解らせる話」の2巻発売を記念し、本作の創作秘話を作者の江垣さんに聞いた。


作者・江垣沼さんにインタビュー


――本作を描くうえで、最初に「これは描きたい」と思った要素は何でしたか?
 
【江垣沼さん】ヤサグレ生意気なギャルお姉ちゃんと、エゴイストな陰キャ主人公の2人がぶつけ合う「それぞれの正論」が、実は深い愛情の表現のように感じられ、それを形にしたいと思いました。

――この作品を通じて、読者に伝えたい感情やメッセージはありますか?

【江垣沼さん】限界が来る前に誰かに頼ること。頼れる人が居ることをしっかり自覚すること。そのためにも、自分に自信を持つことです。

――主人公や登場キャラクターの設定において、執筆前から決めていたこと・執筆中に変わったことはありますか?

【江垣沼さん】登場人物のプロフィールや流れはざっくり決めていますが、どのキャラクターも作者が思っていたよりもずっと精神的に成長し、それぞれの愛情を胸に独立したキャラになりました。

――描かれたなかで、「このシーン(または台詞)は特に印象深い」と思う箇所があれば教えてください。

【江垣沼さん】27話の最終ページで、「うちのシスコン舐めんな」とギャル姉が弟からの愛情を胸に力強く反抗するシーンです。たくさんの想いを込めて描いたので、とっても良い表情になり、この作品独自の愛情の示し方を表現できたページになったと思います。

――本作に込めた、作家としての“挑戦”や“実験”があれば教えてください。

【江垣沼さん】『私なりのラブコメ』を描きたいと考えています。愛情表現や家族問題などで私自身も沢山悩んできた分、表現できるものがあると信じて、キャラクター達に寄り添いながら物語を描けたらうれしいです。

――最後に、「生意気なギャル姉を解らせる話」をどんな人に読んで欲しいですか?

【江垣沼さん】本作品をおもしろいと感じていただける方ならどんな方でも読んで欲しいです…!そのなかで、男女関係なく、どんな人にもある孤独感や人間関係の悩みに今作品が寄り添って、一つの答えが出せたら良いなとも思います。

「生意気なギャル姉を解らせる話」2巻発売(2025年9月19日)


取材協力:江垣沼さん(@cgy_iy)

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