Nintendo Switch2版“限定機能”で『桃鉄』最新作を堪能…縁日の雰囲気も楽しめた「TGS2025」コナミブース・レポート

2025年9月25日~9月28日(日)にかけて、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催中の「東京ゲームショウ2025」(以下、TGS2025)。世界最大規模のゲームの見本市として知られる同イベントに、今年は過去最多となる1136社が出展。

どのブースも大盛況となっていたが、ウォーカープラスではその中から、コナミデジタルエンタテインメントのブースに注目。話題作『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~』(以下、『桃鉄2』)をひと足早く遊ばせてもらったので、その感想をレポート形式でお届けする。

縁日をイメージした内装の『桃太郎電鉄2』ブースでは、浴衣&法被姿の美女たちがお出迎え(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


限定機能「カメラプレイ」と「ひろびろマップ」を体験


2025年11月13日にNintendo Switch2、Nintendo Switchで発売予定の『桃鉄2』は、日本全国を舞台(世界が舞台のタイトルもあり)に展開する、すごろく型ボードゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの最新作。今作の最大の特徴は、“東日本編”と“西日本編”というの2マップを収録している点で、両方のマップを合わせると、物件駅の数は『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』の約3倍(1000駅)。物件数は6000件以上と、『桃鉄』シリーズ史上最大のボリュームになっている。

今回の試遊では“西日本編”を選択(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


また、地形や構造物のディテールも細かくなり、マップの表現力もパワーアップしたことで、よりきめ細やかな表現が楽しめる点も見どころの1つと言えるだろう。今回は、2つのマップのうち“西日本編”を選択。ソフトはNintendo Switch2版で、「桃鉄3年決戦!」の序盤の数カ月を試遊した。

“西日本編”は大阪駅からゲームが開始する(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


ちなみにNintendo Switch2版とNintendo Switch版は、ゲームプレイの基本的な部分には違いはないものの、Switch2版だけで体験できる“限定機能”がいくつか用意されている。そのうちの1つが、別売のUSBカメラを接続することで、画面上に自分の顔を映し出しながら遊べる「カメラプレイ」機能だ。

「ただ顔が表示されるだけで、本当におもしろくなるのか?」と思われるかもしれないが、『桃鉄』といえば互いの手の内を読み合う、高度な心理戦こそが醍醐味……と考える方も大勢いて、プレイ期間が長くなるほど、そうした読み合いは重要になってくる。その際、“お互いの顔が見える”というのは重要なポイントなので、気軽にワイワイ楽しみたい人はもちろん、緊張感あふれる駆け引きを堪能したい人にとっても、「カメラプレイ」は重宝すること間違いなしの新機能といえる。

なお、今回プレイした「桃鉄3年決戦!」は、強力なカードを引けば、それだけで一発逆転できる可能性が高いゲームバランスなので、あくまでも“お楽しみの一環”として、カメラを使わせてもらった。

Nintendo Switch2版の限定機能「カメラプレイ」で顔を表示してみた(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


そして、もう1つのSwitch2版限定機能が「ひろびろマップ」だ。こちらはその名の通り、通常よりも広い視点でマップが表示される機能で、実際に「ひろびろマップ」でゲームを始めたところ、想定していた以上にマップが広く描かれ、開放的な感覚を味わえた。

「ひろびろマップ」は開放感がすごい!(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


いつでも自由に通常サイズのマップと切り替えることもできるので、両方のバージョンを見比べてみたところ、通常のマップは自身のいる駅を中心に、上下左右ともにおおよそ3マスずつまでしか表示されないのに対し、「ひろびろマップ」では上下は5マス、左右は6マスずつまで表示されることが確認できた。(あくまでも、今回の試遊での検証なので、別のエリアで調べれば若干の変動が生じる可能性あり)

通常サイズでマップを表示すると、こんな感じ(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


これによって劇的にプレイが変化するわけではないのだが、たとえば特急周遊カードを使った場合、いちいち全体マップを見たり、何度も行き来して最適なルートを確認したり……といったことをせず、そのままの画面で移動できる距離を確認できるのはじつに快適だった。

なお、最初の目的地は三重県・松坂駅で、スタート地点の大阪駅からは28マスの距離だったのだが、さいころの出目もよく、1着でゴールすることができた。

いちばん乗りで松坂駅に到着!(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo

住民にも歓迎してもらえているようだ(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


今回はシリーズでおなじみの「桃鉄3年決戦!」でのプレイだったが、会場では最初から所持金が10億円で、便利なカードも多数所持している、TGS限定の特別版を試遊できるので、序盤から豪快に資金やカードを使って、『桃鉄2』の魅力を存分に堪能してみてはいかがだろう。

一つの駅の物件を買い占めれば、その駅は独占都市となる(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


ちなみに『桃鉄2』の試遊ブースは、縁日をイメージした内装になっており、“東日本編”の試遊台と“西日本編”の試遊エリアは異なるデザインになっている。

【写真を見る】“東日本編”の試遊エリアは、青を基調とした縁日風の内装になっている(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo

“西日本編”の試遊エリアは、赤を基調とした縁日風の内装になっている(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


また周辺にはお面が飾ってあったり、櫓の側には浴衣&法被姿のコンパニオンもいるので、ゲームを試遊した後はこれらのスポットにも立ち寄って、美女たちとツーショット写真の撮影を楽しむ……というのもアリかも!?

キャラクターのお面が飾られたコーナーもあり(C)さくまあきら (C)Konami Digital Entertainment (C)Nintendo


取材・文=ソムタム田井
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