【小学生の金銭トラブル】「2000円持ってきて」小学生の忘年会企画の裏側は闇! 課金で破産した友達に翻弄される親子【作者に聞く】

小学生になると行動範囲が広がり、駄菓子屋やコンビニで「おごる・おごられる」といった金銭トラブルが発生することがある。「たかが数十円」と軽視していると、あとに親同士の大きなトラブルに発展するケースも少なくない。今回は、そんな小学生の金銭トラブルを描いた星河ばよさん(@bayo_fantasy)の漫画『2000円持ってきてね』を紹介する。


駄菓子屋での善意が招いた高額な要求

【漫画】「2000円持ってきてね」を読む画像提供:星河ばよ(@bayo_fantasy)

2000円持ってきてね1(2)画像提供:星河ばよ(@bayo_fantasy)

友達に「おごってあげた」と自慢げに話す長男くん画像提供:星河ばよ(@bayo_fantasy)


このエピソードは、星河さんの長男が小学5年生のころの話だ。長男が学校近くの駄菓子屋に友達と頻繁に行くようになったある日、「友達におごってあげた!」とうれしそうに報告した。

星河さんは、これまで「お金の使い方」について家庭で十分に話し合っていなかったことを反省する。買えない友達がいるのに駄菓子屋に行くのは避けるべきであり、一度買ってあげると「買ってもらえる」と勘違いさせてしまう子どもがいるからだ。

しかし、このあとすぐに新たなトラブルが発生する。長男から「ママ、2000円貸してくれない?」と予期せぬ相談を受け、星河さんは驚きで言葉を失う。小学生が2000円とは、一体何に使うのかと理由を尋ねると、友達のKくんが「みんなで忘年会をしよう!」と企画し、その開催費として持ってきてほしいと言われたのだという。

小学生にしては高額であり、忘年会という名目でも使い道が不明確なことに困惑していたところ、ママ友から電話がかかってきた。そのママ友の子どもも忘年会に誘われ、同様に2000円を要求されたという。ママ友は参加を断ったが、その背景には、Kくんがゲームで課金をしすぎてお小遣いを止められたという事情があった。つまり、Kくんは誘った友達に忘年会のお金を支払わせるつもりだったのだ。

友好関係と金銭教育


長男の友達であるKくんとは、同じ中学校に通うことから、些細なトラブルで関係がギクシャクするのは避けたいと星河さんは考えていた。今回の金銭トラブルを経験し、星河さんに話を聞いてみた。

小額のおごり・おごられについては、「このとき以外は聞いていませんが、私が知らないだけで小額のおごり・おごられはありそうですね。近所に駄菓子屋さんがあって長男も次男もよく行きますし、知っているお友達にたまに会うので、気をつけようと思いました」と述べた。


取材協力:星河ばよ(@bayo_fantasy)
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