「話すことが苦手…」報告や説明がスムーズにできない!コミュ障が考えた台本化に1.2万いいね【作者に聞く】
あおいしさんは会社員として働きながら漫画家としても活動中。日々の出来事をエッセイ漫画としてSNSに投稿している。今回は、話すことが苦手だというねこくんの対策方法に1.2万のいいねがついた、ねこくん日記漫画『コミュ障』を紹介するとともに話を聞く。
話すことが苦手だから、伝え方を工夫
あおいしさんが描く日記形式の漫画には、多くの共感が集まる。とくに大きな反響を集めたのは、『コミュ障』。話すことが苦手でうまく言葉が出ずどもってしまうこともある、ねこくん。彼は、仕事でも説明や報告などがスムーズにできないので、伝えたいことを紙に書いてから話すようにしているという。
「私は人と話すことがとても苦手で、報告や説明の場面では頭が真っ白になってしまうことが多く、あらかじめ台本のように話す内容をメモしておくようにしています。そんな自分の体験をもとに漫画を描いてみたところ、同じように悩んでいる方から多くの共感の声をいただき、とても驚きました。」本作には1.2万のいいねがつく。「話すのは苦手でも、漫画を通して気持ちを共有できたことが本当にうれしかったです。不器用でも、自分なりに頑張っているねこくんの姿をこれからも描いていきたいと思っています。」と、あいおしさんは反響を受け止める。
コメントには、「すごいわかる」という声が届き、「電話する時は必須」「アドリブで行けると思うとミスるから、台本化して話すことは全然悪いことじゃない」「不得手を把握できて、対策もできて仕事してるからすごい」などの声が届いた。
また『マルチタスクできない』という作品では、仕事関係の人とのランチが苦手とも。話すこと、聞くことで精一杯!気を遣うなか「さらにご飯を食べるなんて…!」と、味もわからない様子が描かれる。本作にも「私もこういう場面で疲れてしまいます」などの共感の声が寄せられ、3200件を超えるいいねが集まる。作品を通して「自分だけじゃなかったんだ」「安心した」と共感の声が集まるのを見ると、案外多くの人が感じていることなのかもしれない。あおいしさんは、現在、苦難の転職活動を赤裸々に描いた単行本『残業地獄のねこが転職するまでの120日間の記録』が発売中だ。
取材協力:あおいし(@ao144444)
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