患者「体重が減れば正義で増えれば悪」→カロリーを気にして点滴すら嫌がる拒食症の壮絶な実態【作者に聞く】

体重が減れば正義、増えれば悪と思い込む患者さん画像提供:ナース専科

漫画家のアヤ(@aokitajimaru)さんは、WEBメディア「ナース専科」にて看護師のエピソードを基にした漫画を連載中だ。今回はその中から『摂食障害と心のケア』を紹介するとともに、本作について話を聞いた。


心停止でICUへ

【ナース漫画】「摂食障害と心のケア」01画像提供:ナース専科

02画像提供:ナース専科

03画像提供:ナース専科


20代の横山さんがICUに入室してきた。体重は30キロ未満の摂食障害で、医師のメモには「心停止後」と記載される深刻な状況だった。

彼女は中学時代に太った外見でいじめられ、完治しない焦りから拒食症になった。ゼリー飲料を一口飲んでも嘔吐し、「体重が減れば正義、増えれば悪」と思い込んで点滴すら嫌がる。看護師が「増える」「治療」という言葉を使わず、「コントロールしますね」と声掛けを徹底したところ、彼女は少し落ち着きを見せたという。

誹謗中傷の深い闇


摂食障害についてアヤさんは、「目立つ原因の1つとして周囲の心無い一言や、誹謗中傷が挙げられると思います」と語る。

「人それぞれコンプレックスはありますが、他人が傷を深掘りすることで、よいことは何一つ生まれない」と訴え、最後に「この漫画の患者さんのような人がいるという事実を、改めて知っておいてほしいという気持ちで描きました」と切実な思いを明かしてくれた。


取材協力:アヤ(@aokitajimaru)

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