【実話】娘の発達障がいを認めない夫…!?子育ての考え方の違いで心がすれ違い、鬱になっていく妻
アゴ山(@longagoyama)さんはブログで『カサンドラ症候群になって離婚をするまでの話』という作品を投稿し、注目を集めている。結婚後に夫がアスペルガー症候群であることが発覚し、10年の結婚生活を経て離婚を決意する。今回は本作の45~48話までをお届けするとともに、作者に育児が苦手な夫への当時の心境などについてもインタビューした。
《カサンドラ症候群とは?》
パートナーとのコミュニケーションで問題が生じることで、その関係を維持するために心身ともに疲弊して不調が生じる状態のこと。片頭痛や自己肯定感の低下、疲労感などの症状が続く。
娘が医者から『自閉症スペクトラムのグレーゾーン』と診断された帰り、ユーマは「今は様子見ってことだし、また成長したら治っていくかもしれないよ」とポジティブに受け止める。
アコはそんなユーマの考えに驚いて「発達障がいって何か理解してる?」と聞くと、「うーん…、なんか本当にそうなのかなあ?俺はまだそうは思わないけど」などと冷静に話すユーマ。ユーマは本当に自分のことしか信じないので、アコの心は日々ユーマから離れていくことになる。
先日友達と子連れカフェに行ったとき、アコは友達にユーマのことを相談した。ユーマに相談や悩みを伝えても返事ができずに固まってしまうことを話すと、友達から「アコが怖くて何も言えないだけじゃないのー?」などと言われ、今度は友達が夫への不満などを話し始める。
療育は月に1度しか行けず、娘のために公的機関では足りないと思ったことはなんでもやったという。同時に下の子のお世話もしていたので、アコはしんどい毎日を過ごしていた。さらに娘はパパとお風呂に入ることを嫌がり、パパに懐く気配が全くない…。
アコはユーマとは性格が正反対だから合うんだとずっと信じていたが、最近は「もしかしてうちら合わないの…?」と思い始める。時々ズレてるなとか、頼りないことはあったけど、それでもアコさんはユーマを嫌いになることはなく、欠点も好きだったという。
けれどアコは産後にイライラしたり、期待をすることも多くなり、変わったのは私だけだと思い始めて時間をかけて鬱っぽくなってゆく…。
――ユーマさんに懐かない娘について、アコさんは当時どんな心境でしたか?
夫はもともと表情があまり変わらず、子どもに対しても笑顔で接することが少なかったので、娘にとっては少し怖く感じていたのかもしれません。なかなか懐かないことは気になっていましたが、当時は「女の子だからお父さんよりお母さんに懐くものなのかな」と思う部分もあり、そこまで深刻には考えていませんでした。
――アコさんが「もしかしてうちら合わないの…?」と思うようになったのは、子育ても一つのきっかけだったのでしょうか?
むしろ、子育てが一番のきっかけだったと思います。それまでは二人のことなので何とかなっていましたが、子どもの命や安全が関わる中でも無責任に見える行動や、注意深く見守れない夫の姿に、「この人とは根本的に合わないのかも」と感じるようになりました。
本作では作者が、アスペルガー症候群の夫と過ごした当時の結婚生活などについてリアルに描いている。アゴ山さんはほかにも数多くの作品を描いているので、興味がある人はこの機会にぜひ一度読んでみて!
取材協力:アゴ山(@longagoyama)
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