【実話】交通事故で7歳の息子を亡くした夫婦!?妻が失踪して「息子を探してた」と語る【作者に聞いた】
子どものころから漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開された『夜逃げ屋日記』は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、以前ウォーカープラスでお届けした『夜逃げ屋日記』の66~67話を紹介するとともに、作者に依頼者の妻の豹変ぶりを見たときの心境についても話を聞いた。
夜逃げ屋の社長と宮野は、カラオケ店で今回の依頼者と待ち合わせをしている。しばらくすると依頼者の板野ケンゾウさんがやって来て、依頼内容を話し始める。
数年前に当時7歳だった一人息子を交通事故で亡くし、それ以来事故現場の近くで暮らすことがつらくなったという。ケンゾウさんは普通の引っ越しも考えたが、顔見知りの人に気づかれずに去りたいとのことだ。
妻のユカリさんはあの日以来心ここにあらずの状態で、先月は失踪したという。幸いすぐに見つかり、妻にどこで何をしていたか聞くと、「カズトを探してた」と言ったそうだ。
そして夜逃げ当日、スタッフたちは現場でケンゾウさんに状況を聞くと、ユカリさんの分担分がまだ荷造りできていないという。そこへげっそりした表情のユカリさんが登場し、スタッフに小さな声で「初め…まして…」とあいさつする。
ケンゾウさんはスタッフをカズト君の部屋へ案内し、荷造りをお願いする。けれどユカリさんがやって来て、「やめて!」「カズトのものに触らないで!」と大声で叫び始める。ケンゾウさんはユカリさんの身体を抑えながら部屋の外に連れ出し、その状況から社長はカズト君の部屋を最優先に荷造りするようスタッフに伝える。
この部屋にあるものは、生前カズト君が大切にしていたものだ。その一つひとつを無機質なダンボールに詰めていく作業は、彼の命を少しずつ片づけていくようなつらく残酷な作業だったと宮野は思ったのだ。
――夜逃げ当日、カズト君の部屋にやって来たユカリさんの豹変ぶりを見たとき、宮野さんのお気持ちをお聞かせください。
まず、依頼者さんは本当にギリギリの状態で生きているという感じでした。とにかく発言に気をつけつつ、今回は基本的にしゃべらないということを意識して動いてて、全員緊張してました。そんなときに、突然取り乱された様子を見たときはもうこれは本当に早くしないといけないと心の底から思いました。
『夜逃げ屋日記』は待望の第6巻が発売され、作者と夜逃げ屋の社長との対談(
前編
/
後編
)も実現。夜逃げ屋に興味や関心がある人は、この機会にぜひ一度読んでみて!
取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)
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