湯たんぽならぬ「子たんぽ」が冷え性対策の救世主に!【アラフォーまきこの「ごゆるり家事」】【作者に聞いた】
東京ウォーカー(全国版)
TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(
@kakinotane_m
)。オフビートでゆるい空気感ながら、なぜか心に残る作風で人気を呼んでいる。自身の恋愛模様を描いた「アラサーが恋をした話」は多くの人から共感が集まった。ウォーカープラスではそんな柿ノ種さんが、日常(主に家事)を通じて感じる、何気ない喜びや驚き、発見を漫画にしてお届けする。題して「アラフォーまきこの『ごゆるり家事』」。
連載第21回となる今回は湯たんぽならぬ「子たんぽ」の話。なんともほっこりします。
――今回は非常にかわいらしい「子たんぽ」の話でした。子たんぽ初体験の時は驚かれたとのことですが、もう少し詳しく教えてください。
「赤子を持つ方は皆さんそうだと思うのですが、子供と初めて一緒に寝るのって『自分の寝返りで踏み潰しちゃったらどうしよう…』『子供と寝るのって幸せだろうな』の狭間で揺れ動く特別な瞬間ですよね。わたしは自分の寝相に自信がなかったので、一緒に寝るのを先延ばし先延ばしにしていました。
もちろんその間も子供と一緒に眠りたいという気持ちはむくむく膨らんでおりました。添い乳にもすっかり慣れた1歳頃、ついに一緒に眠ることに決めました。ベビーベットから子供を下ろし、敷布団を並べピタッと子供と密着してみると、ホカホカ暖かくてとても幸せな気持ちになったことを覚えています(やっぱり寝返りが心配で熟睡はできませんでしたが)」
――夫のサトルさんは「子たんぽ」いらずですか?
「サトルさんは産後からずっと一人で眠っています。時々、寝言で叫ぶ(ちょっとこわい)のと、寝返りでわたしのことを3回ほど潰したことがあるので、このようになりました。たまになごみが眠った後に寝室にきて、ハグしつつ子たんぽを堪能し幸せ充電している時があります」
――同じく冷え性で悩まれている方は多いかと思います。まきこさんの冷え性対策を教えてください。
「わたしの対策はとにかく冷えとりグッズをフル活用することです。小豆をレンジで温めて使う『足用湯たんぽ』は繰り返し使えるので重宝しています。最近買った『まるでこたつレッグウォーマー(オカモト)』はとても暖かく毎日履いてしまうほどお気に入りです。わたしの場合、季節を問わず生理前は必ず足が冷たくなるので、年中これらのグッズを愛用しています」
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品。今後もどんな日々の暮らしを見せてくれるのか楽しみだ。
取材・文=山田孝一
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