ペンギンから学ぶ親子の触れ合い!待ち時間があったか楽しいものに【アラフォーまきこの「ごゆるり家事」】
東京ウォーカー(全国版)
TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(
@kakinotane_m
)。オフビートでゆるい空気感ながら、なぜか心に残る作風で人気を呼んでいる。自身の恋愛模様を描いた「アラサーが恋をした話」は多くの人から共感が集まった。ウォーカープラスではそんな柿ノ種さんが、日常(主に家事)を通じて感じる、何気ない喜びや驚き、発見を漫画にしてお届けする。題して「アラフォーまきこの『ごゆるり家事』」。
連載第23回となる今回は幼稚園の送迎バスについて。待ち時間もちょっとした工夫で楽しくなるものです。
――最初は登園に対して抵抗していた娘さんですが、だんだんと幼稚園が楽しくなってきてそれがなくなっていたった感じでしょうか?
「なごみの園への行き渋りは結構長く続きました。夏休みに入るまでの1学期はほぼ毎日泣き、夏休みでしばらく間が空いてしまったため2学期が始まってもまた泣き…。ようやく毎日泣かずに登園できるようになったのが、冬でした。
この頃に遊べるお友達ができ始めたということもあるし、なによりも給食が楽しみになったことがきっかけだったと思います。食べることが大好きななごみ、一緒に今日の献立を見て『美味しそうだね〜楽しみだね〜』と声をかけると少し登園にも前向きになってくれるような気がします」
――見てるだけでなんともほっこりしてしまう皇帝ペンギンスタイルでのバス待ち。こちらが誕生したきっかけを教えてください。
「バスを待つのは数分と短い間なのですが、やっぱり冬はとても冷えます。バスや園内は温かいので中にあまり着込ませることも出来ず、バスが来たらサッと乗せなければならない…そうなると本人に着せるよりもわたしのコートで包み込んだほうがラク!というところから生まれました。二人でぬくぬくできるこのスタイルが大好きです」
――ほかの季節、たとえば暑い夏などには、別のバス待ちのスタイルがあったりするんでしょうか?
「夏の炎天下の中、バスを待つのも辛いですよね。我が家では完全遮光100%の日傘を買い、なごみと一緒に入ってバス待ちをしています。大きめのベージュ色でシンプルなデザインのため、サトルさんと一緒に使えます。100均で買える可愛い保冷剤もオススメです。溶けるとプニプニした感触が面白く待っている間も飽きません」
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品。今後もどんな日々の暮らしを見せてくれるのか楽しみだ。
取材・文=山田孝一
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