生きてるだけでも金がかかる…。仕事も家事も当たり前でも「がんばっててえらい」きょうりゅうさんの言葉に救われる【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
自身がうつ病になったときのことを描いた「入社1ヶ月でうつ病になった話」や「元カレに浮気された話」などのエッセイ漫画や、オリジナルキャラクターのきょうりゅうさんが登場する創作漫画「そばにいてくれるきょうりゅうさん」などをSNSやブログで発信しているはんなみ(@yowai_daihyo)さん。辛い経験を赤裸々に描いた作品に、「救われた」「私だけじゃなくて安心した」「休む勇気が出ました」などのコメントが寄せられ、優しい絵のタッチに癒やされる読者も多い。
ウォーカープラスでは、はんなみさんがこれまでに体験したり、感じたりしたことをベースに描かれた創作漫画「そばにいてくれるきょうりゅうさん」を完全リメイクし連載中。SNSやブログで発信してきたストーリーを踏襲しつつも、新しいエピソードを入れ込みながら展開していく。
第4話となる今回は、仕事や家事など日々「当たり前」にしていることについて、女性(せつな)ときょうりゅうさんが意見を述べあう話。生きてるだけでもお金がかかるから働かないと、と言うせつなにきょうりゅうさんは「ほしいものとか趣味の為にお金を稼ぐんやないんか」と驚く。作者であるはんなみさんのコメントと共に紹介する。
「当たり前」との向き合い方
――「仕事」も「家事」も自分で全てやることが当たり前でも、大変なことには変わりがないし頑張っててえらい、というきょうりゅうさんの言葉に救われる方もいらっしゃると思います。はんなみさん自身も仕事に家事に、と追われてしんどくなったことはありますか?そのとき、どのように向き合いましたか?
「私はストレスをご褒美(美味しいもの食べるとかたっぷり寝るとか)でカバーできるタイプではないので、そもそものストレスを極力減らせるよう気をつけています!『やるしかない』ことを『どうやったら負担が減るか』考えるようにしていて、物の場所がわからなくなるからものを減らしてみたり、床拭きする時間がないからお掃除ロボットを取り入れてみたり。一人のときは自分が困るだけだったんですが、子供がいると手の抜き加減が一気に難しくなってしまって、家事ってやらなくても死なないけどやらないと溜まる一方なので、『いつ』やるかでしかないところがネックですよね。でも結局、頑張りすぎないって線引きが難しくて、やるしかないって思ってがむしゃらにやってキャパオーバーして、月一くらいでボロボロ泣いちゃってます。子供みたいにわんわん泣きます(笑)。ある意味それもストレス発散になっているのかもしれません」
今回の話で読者のみなさんへ伝えたいことを尋ねると「『当たり前』のことを『当たり前』にやるって、すごいことだと思うんです。でも気づかない。それがあなたの『当たり前』だから。なのでたまには一息ついて、その『当たり前』にやっていることに少し注目してみてもいいのかなと思います。そして自分をたくさん労ってあげてほしいです。『当たり前』のことを『当たり前』にやっててえらい!って、どうか自分に言ってあげてくださいね!」と話してくれた。
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※2024年09月07日14時 時点の情報です
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