【漫画】夏の食べ物といえば？セレブ義母とボンビー実家、両家が作る“うな重”の違いに爆笑必至【作者に聞く】

高級タワマンの最上階に住まいを持ち、三カ国語をあやつり社交ダンスを嗜む…庶民の想像をはるかに超えるセレブな義母と、かたや、雨の日は常に屋根から雨漏り、着るものは基本お下がりとボンビーメモリーあふれる貧乏な実家―――その対照的な暮らしぶりをおもしろおかしく描いた圧倒的格差漫画「義母はセレブ実家は貧乏」。Instagramでの連載時には「お腹がちぎれるくらい笑いました！」「想像を超えてました」などの声が寄せられ人気を博した本作がパワーアップしてウォーカープラスに登場！作者・パニまま( @panimama5 )さんの抜群のギャグセンスと両家の衝撃的な貧富の差に、爆笑必至のエピソードをお届けします。

連載第6回となる今回は、うな重を巡る両家のエピソード！夏の食べ物といえばウナギ。夏バテ克服にマダムが取り寄せた高級ウナギの味やいかに。一方、高級うな重を堪能したパニ子の感想を耳にしてどうにかうな重を味わいたくなった実家は、ちくわで代用して――!?

――高級ウナギをふんだんに使ったうな重、見ているだけでお腹がすきました！マダム家ではよく、季節に合わせたお取り寄せグルメが食されているのでしょうか？

基本的にお取り寄せよりも、デパ地下等で実際に見て買うことのほうが多い印象です。季節に合わせたグルメは贈り物でよくいただくとのことで、そのおこぼれに預かることもしばしば…。一度贈り物の高級ステーキ肉を分けていただいたのですが、貧乏人の胃袋では耐性がないため、上質なサシにわずか3口ほどで胃がもたれギブアップしました。

――穴子だとしても、贅沢を味わわせてくれるキヨシの優しさを感じました。キヨシさんはよく料理もされていたのでしょうか？うな重っぽいものが作れるなんて器用そう…！

料理はすごく好きで、よくお酒のおつまみを自分で作っていました。特に辛い物が好きで、柿の種に七味を3本ぶち込んで炒めるイカれた料理を作っていました。旦那が初めて実家に来た際も父(キヨシ)は張り切って超激辛ドライカレーを振る舞い、旦那を瀕死の状態に追い込んでいました。

――実家で、「うちだけかも!?」な料理に関するエピソードがあれば教えてください！筆者の実家ではハヤシライスには必ずブルーベリーが入っていました。目がよくなるようにか何かで…。

父は珍味が好きでナマコ、ホヤ、シャコなど見た目がグロテスクな食材を自分でさばいてよく作っていました。そのため、一般家庭ではあまり出されないような食材が並ぶことが多々ありました。ほかにも煮物かと思って鍋の蓋を開けたら、中に鶏の爪付きの足がどっさり!!なんてことも…。なかなかホラーな食卓でした。

夏の食べ物といえば、ウナギ以外にもスイカ、かき氷に、いろんなものが浮かびますね。どれも高級なものから手ごろなものまで。皆さんはどんな夏の食べ物がお好きでしょうか。

次回もお楽しみに！

取材・文=澤田麻依