オンライン飲み会におすすめ！ネットや電話で注文できる九州のワイン3選

外出自粛が続く中、自宅にいながら楽しめる「オンライン飲み会」が流行中。せっかく飲むのなら、飲食店の休業や蔵開きイベントの中止の影響を受けながらもがんばっている、蔵元やワイナリーを家呑みで応援しよう。

今回は３軒のワイナリーを紹介。暖かい気候から「ブドウの栽培も醸造も難しい」といわれてきた九州の地だが、地元で育ったブドウを使い、風土が醸し出すワイン造りに情熱を傾けてきた醸造家たちがいる。今では国内はもとより世界でも注目を集める、屈指のワイナリーばかりだ。

都農ワイン(宮崎県・都農町)

ブドウを特産とする宮崎県・都農町が、第三セクターでのワイン造りを始めたのは1996年。高温多湿で台風も多く、ワイン造りには適さない環境ながらも果敢に挑戦をし続けてきた。話題をさらったのが食用ブドウのキャンベル　アーリーを使ったワインに成功したこと。現在ではシャルドネ、シラー、ピノ・ノワールなど専用品種も数多く栽培し、種類豊富だ。

人気の「キャンベル アーリー ロゼ」(ロゼ・甘口/750ml 1386円・税込)。 イチゴのようなキレイな色と甘い香りをもったワインで、食前酒やデザートワインとしてはもちろん、意外に和食にも合う。1000円台の価格はかなりのお値打ち。

白でのおすすめは、「白水アンフィルタード シャルドネ #6-B」(白・辛口/750ml 3960円・税込) 。シャルドネ自身が持つ果実味と、樽発酵による香りが特色のゴージャスなワイン。山菜などシンプルな野菜の天ぷらや魚のムニエル、バター料理とのペアリングも試したい。

＜購入方法＞
・公式オンラインショップ
https://tsunowine.shop/
・電話注文　あり
※宮崎県内で購入可能な店舗
https://tsunowine.com/shoplist_miyazaki/

[都農ワイン] 宮崎県児湯郡都農町川北14609-20

安心院葡萄酒工房(大分県・宇佐市)

麦焼酎「いいちこ」などで知られる三和酒類は、1971年からワイン醸造を開始。安心院町産のブドウにこだわり、2001年、大分県・国東半島の霧深い安心院盆地に醸造所を移転させた。例年ファンが心待ちにしているのが、シャルドネのスパークリングワイン。フランスのシャンパンと同じ、瓶内二次発酵(シャンパーニュ製法)で仕上げた逸品。ほかにもさまざまなブドウ品種を栽培しながら、試験的な醸造にも数多く取り組んでいる。

シャンパン好きに飲んでほしいのが「安心院スパークリングワイン」(発泡、白・辛口/750ml 3500円・税込)。国内ではめずらしい瓶内二次発酵を経て、1年以上熟成。味わい深く、きめ細かでクリーミーな泡がいつまでも続く。

甘くて飲みやすいものを探しているのなら「安心院ワイン ナイアガラ」(白・甘口/720ml 2398円・税込)もおすすめ。ブドウのナイアガラは自社農園で収穫したもの。マスカット、洋ナシなどの華やかな香りと、フルーティな味わいが特色だ。

＜購入方法＞
・公式オンラインショップ
http://www.ajimubudoushukoubou.com
・電話注文　あり

[安心院葡萄酒工房] 大分県宇佐市安心院町下毛798

熊本ワイン（熊本市・和泉町）

熊本市内のフードパル内に、熊本から世界に通じるワイン造りを目指して1999年に設立。同年に熊本県山鹿市菊鹿町に白ワインのブドウ品種であるシャルドネの植栽を始め、九州での栽培は難しいといわれたシャルドネ種をいち早くワインに仕立てた。その菊鹿町に2018年、菊鹿ワイナリーを開設。現在は2拠点でのブドウの栽培と醸造を行う。

全国的にもファンが多い「菊鹿シャルドネ」 (白・辛口 /750ml 2913円・税込)。熊本県北部の山鹿市菊鹿町で契約栽培したシャルドネを100%使用している。リンゴや白桃、 ハーブなどの香りと、さわやかな喉ごしが美味。特にシーフード料理との相性は抜群だ。

テーブルワインに最適なのが「マスカット・ベーリーA」(赤・辛口/750ml 1854円・税込)。赤い果実を思わせるベリー系の香りを抽出した、ライトボディーながら深みのある赤ワイン。醤油を使った料理との相性が良い。

＜購入方法＞
・公式オンラインショップ
https://kumamotowineonline.co.jp/
・電話注文　あり

[熊本ワイン] 熊本県熊本市北区和泉町三ツ塚168-17