東武ワールドスクウェアの楽しみ方！シチュエーション別の攻略法やランチ、お土産情報も

栃木県日光市にある東武ワールドスクウェアは、世界中の名所を25分の1の大きさで再現したミニチュアパーク。見て楽しむだけではなく、アイデア次第でクスッと笑える写真が撮れるユニークなスポットだ。また、冬にはイルミネーションの名所としても知られ、家族連れからカップルまで幅広い層が楽しめる。今回は、そんな東武ワールドスクウェアのとっておきの楽しみ方や、料金・アクセスなどの基本情報をお届け。

※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください。

東武ワールドスクウェアとは？建築物のミニチュアが大集結

東武ワールドスクウェアは、多くの旅館が立ち並ぶ鬼怒川温泉の近くにある。園内には、自由の女神やピラミッドなど、102点もの世界中の著名な建築物のミニチュアが集結。どの作品も細部に至るまで精巧に再現されている。

毎年冬には、きらびやかなイルミネーションイベントも開催。東京スカイツリーをはじめ、エッフェル塔や凱旋門、ミラノ大聖堂などが華やかにライトアップされる。世界中の観光スポットのイルミネーションが一気に楽しめるので、大切な人と過ごすクリスマスや記念日にもぴったり。特別な時間を盛り上げてくれること間違いなしだ。

【見どころ・攻略法】ミニチュアは全102点！6つのゾーンの楽しみ方を紹介

22カ国の102点の建造物が、すべて25分の1サイズで再現されている東武ワールドスクウェア。園内は6つのゾーンに分かれている。

「日本ゾーン」には、金閣寺や春日大社など、国内の歴史的な建築物がそろう。一方、「現代日本ゾーン」には現代に築かれた建築物があり、東京スカイツリータウンや東京ドームといった東京の名所などを一望できる。こちらの2つのゾーンは家族連れにおすすめなのだそう。

その理由を、広報も兼ねる宣伝販促 大塚愛子さんは「現代日本ゾーンや日本ゾーンは、電車や飛行機、船が動いているのでお子様も楽しめるでしょう。また、25分の1サイズの飛行機や実寸のラクダの人形に乗って撮影できるスポットもあるので、お子様のベストショットを狙うのにもぴったりです！」と教えてくれた。

25分の1サイズの自由の女神や、クライスラービルなどの高層ビルが立ち並ぶマンハッタンを再現したのは「アメリカゾーン」。名所が一気に堪能できるので、旅行気分が味わえるはず。

また、ホワイトハウスのミニチュアの中には、よく見ると隠れキャラが！実は、東武ワールドスクウェアの園内には約14万体もの人形が設置されているとのこと。中には有名人やおなじみのキャラクターもいるので、ぜひ探してみよう。

古代のピラミッドとスフィンクスが集まる「エジプトゾーン」や、アジアの歴史的建築物を楽しめる「アジアゾーン」は友達と盛り上がること間違いなし。

「建物をつまんだり、手のひらに乗せたような角度から撮影したり、下から見上げるように撮影したりと、まるで現地にいるかのような写真を撮って楽しむのがおすすめです。また、お気に入りのぬいぐるみや人形と世界旅行しているような写真を撮るのも楽しいかもしれませんね！」(大塚さん)

「ヨーロッパゾーン」には、サグラダ・ファミリアやエッフェル塔など、一度は行ってみたいと憧れる建造物が集結。美しいお城や大聖堂が並び、ロマンチックな雰囲気に包まれているため、デートにもおすすめ。「25分の1サイズの建築物を堪能したあとで、今度は2人で実物を見に行ってみたいねとおねだりするのもいいかもしれません」と、広報担当の大塚さんもデートスポットとして太鼓判を押す。

【グルメ】広報担当公認のシチュエーション別おすすめランチ

東武ワールドスクウェア内には4つのお食事処がある(別途、予約必須な15名以上向けの団体食 コンベンションハウスもあり)。そこで大塚さんに、おすすめのランチをシチュエーション別に教えてもらった。

まず、家族連れにおすすめしたいフードスポットは、カフェテリアレストラン「ワールド」。「ワールド」には、パスタやハンバーグ、カレーなど子供が大好きなメニューが豊富にあるとのこと。

210席ある広い客席フロアでゆっくりと過ごせるのも、子供連れにはうれしいポイントだ。

友達同士で日光に観光で訪れたときには、日光湯波処「平安」で名物の日光湯波を楽しむのがおすすめ。「湯波御膳」(税込2000円)は、煮物・酢の物・刺身・佃煮などで日光湯波を堪能できるメニューだ。

「ご飯の上に日光湯波の餡がかかっている『日光ゆばまぶし御膳』(税込1650円)もおすすめです。1膳目はそのままで、2膳目は湯波の佃煮をまぶして、3膳目はお出汁をかけて楽しめます」(大塚さん)

恋人とのデートには、レストラン「すふぃんくす」とラーメンハウス「カーニバル」の「縁結びドーナツ」(税込350円)がぴったり。日光湯波といちごのとちおとめがそれぞれ練りこまれた、2つのドーナツが仲良く結びついている。見た目のかわいさはもちろん、日光名物の湯波の味わいも抜群。オリジナル絵馬も付いてくるので、絵馬に願いごとを書いてパーク内にある「縁結神社」に奉納してみるのもいいだろう。

【回り方・所要時間】見学順序は右側から！広報イチ押しのワケ

大塚さんによると、見学順序としては、入園口を過ぎて右側からスタートするのがおすすめとのこと。その理由は、テレビを通してや自分の目で見たことのある建物がある「現代日本ゾーン」を最初に通ることで、建物の大きさのイメージが掴みやすくなるからだそうだ。

まずは普段から見慣れている東京ドームや東京タワーなどの25分の1サイズの縮尺を体感して、「アメリカゾーン」や「エジプトゾーン」などにある世界の建築物の大きさをイメージしてみよう！

また、園内の見学所要時間は1時間30分～2時間程度。写真を撮って遊びたい場合は、余裕のあるスケジュールを組むのがおすすめだ。

【買い物】お土産ショップは2つ！旅気分を味わえるおすすめグッズも紹介

園内を満喫したら、最後はお土産をチェック！世界各国の民芸品やオリジナルのお菓子、グッズを扱うワールドショッパーズ「メルカドI」と、日光名産の湯波や宇都宮餃子などがそろうワールドショッパーズ「メルカドII」のいずれかで購入しよう。

おすすめは「タオルハンカチ」(税込560円)。自由の女神やスフィンクス、サグラダ・ファミリアの刺繍が入ったタオルハンカチは、日本ではなかなかのレア。この機を逃さずゲットしよう。

パークで展示されている建築物に魅了された人は、美しいイラストで描かれた「ポストカード」(10枚入り・税込560円)を手に入れて！まるで旅先でお土産のポストカードを買ったような気分にさせてくれるはず。これを使って大切な人への手紙を書くのもおすすめだ。

このほか、ペルーや南米発祥の福を招くお守り「エケッコおじさん」(税込1630円)や、ピサの斜塔を模した「ピサの斜塔望遠鏡」(税込390円)など、ユニークなお土産もあり。ぜひお気に入りを見つけ出してほしい。

【営業時間・料金】前売り券やオンラインクーポンでお得に楽しもう

営業時間は、夏期(3月20日～11月30日)は9時から5時まで、冬期(12月1日～3月19日)は9時半から4時まで。閉園の1時間前まで入園することができる。定休日はなく、年中無休で運営されている。

入園料は、大人(中学生以上)が税込2800円、4歳〜小学生が税込1400円、3歳以下は無料。当日券は施設の入り口「ウェルカムスクウェア」で購入できる。

当日券を購入予定の人におすすめしたいのが、公式ホームページ内にあるオンラインクーポン「トクトククーポン」。これを印刷して持っていけば、1枚で5名まで入場料が200円引きになる。ただし、携帯電話の画面提示での割引は不可なので、必ず印刷して行こう。なお、夜間営業など特別なイベントでは利用できないので注意だ。

また、さらにお得にチケットをゲットしたい人には前売り券がおすすめ。大人(中学生以上)が税込2500円、4歳〜小学生が税込1200円と、トクトククーポンよりも大人の割引額が100円アップ。鬼怒川・川治温泉ほか主なホテル、東武トップツアーズ各支店、東武日光駅構内、鬼怒川温泉駅構内、JTBレジャーチケット(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)、 ローソン(ローチケHMV)、セブンイレブン(セブンチケット)、びゅうプラザ、チケットぴあで購入できる。

【アクセス】大型駐車場あり！電車とバスでのアクセスも可能

電車を利用する場合は、東武鉄道鬼怒川線「東武ワールドスクウェア駅」から徒歩1分。東京方面から行く場合は、東武線浅草駅からは特急列車で2時間、JR新宿駅・池袋駅からはきぬがわ号で同じく2時間かけて、東武ワールドスクウェア駅へ。または、鬼怒川温泉駅まで行き、バス5分でも行ける。

JR東京駅から直接バスで行く方法もあり。高速乗合バス「日光・鬼怒川温泉号」に乗車すれば、約3時間30分で着く。

東京方面から車で行く場合は、東北自動車道 宇都宮ICより日光宇都宮有料道路の今市IC(今市・鬼怒川方面出口)を出て、国道121号線を鬼怒川温泉方面へ約20分。または、日光宇都宮有料道路の土沢IC(今市・鬼怒川方面出口)を出て、一般道を約30分で着く。

仙台方面から車で向かう場合は、東北自動車道 矢板ICより国道461号線に入り、鬼怒川方面に向かって約30分進み、国道121号線に合流してから約8分。または、東北自動車道 宇都宮ICより日光宇都宮有料道路の今市IC(今市・鬼怒川方面出口)を出て、国道121号線を鬼怒川温泉方面へ約20分といった方法も。

パークには、約1000台収容の専用駐車場が完備。普通車は1回税込500円、大型バスは税込1200円、マイクロバスは税込700円、二輪車は税込200円で利用可能。車、電車、バスの中から、スケジュールや条件に合わせて選択しよう。

【混雑情報】夏休みシーズンはしっかりと時間に余裕を持って訪れる

なお、気になる混雑状況だが、例年、修学旅行シーズンや夏休みは混雑しがちとのこと。そういった時期や、イルミネーションなどのイベントが開催されている時期に訪れる場合は、ゆっくりと楽しめる日を選ぶのがよいだろう。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・マスク着用でのご利用をお願いいたします。
・入口にて検温のため、赤外線サーモグラフィ検査を実施しております。37.5度以上の発熱が確認された場合は、ご入園をご遠慮いただきます。
・入園口、飲食店・売店の入口に消毒液をご用意しております。入場の際は、手指の消毒をお願いいたします。
・発熱や体調不良の方は、ご来園をご遠慮ください。
・スタッフも、マスクの着用・手指消毒・検温等、感染予防と健康管理を徹底しております。

取材・文=於ありさ

＜施設情報＞
住所：栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1
アクセス：【電車】東武鬼怒川線東武ワールドスクウェア駅から徒歩1分 【車】日光宇都宮道路今市ICから約20分
営業時間：3月20日～11月30日 9:00～17:00。12月1日～3月19日 9:30～16:00
定休日：なし
駐車場：1000台 普通車500円/1日、二輪車200円/1日、大型バス1200円/1日、マイクロバス700円/1日
料金：入園料 大人(中学生以上)2800円、4歳〜小学生1400円、3歳以下無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2020年5月時点の情報です。