【コロナ対策情報付き】川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの楽しみ方ガイド!貴重なドラえもんの原画などをたっぷり堪能

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア
生田緑地に囲まれた立地にある(C)Fujiko-Pro

神奈川県川崎市にある川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは、ドラえもんをはじめ、藤子・F・不二雄が描いたキャラクターや作品の世界が存分に堪能できるミュージアム。さらに、グルメやグッズなど“見る”以外にも楽しみ方が盛りだくさん。今回は、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの基本的な楽しみ方を紹介。初めてでも川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムを120%楽しめる方法をチェック!

※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください。

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムってどんなところ?貴重な原画を見つつ、キャラクターグルメも楽しめる

「ドラえもん」や「パーマン」、「キテレツ大百科」など、多くの人に今でも親しまれている作品を生み出してきた藤子・F・不二雄。館内では、これらの作品を中心に、作品のカラー原画や貴重な資料を展示。さらに、カフェやフォトスポットなどもあり、一日いても存分に遊べるミュージアムになっている。

【見どころ1】ドラえもんなどの原画だけでなく楽しい展示が盛りだくさん!

まず、館内に入るとエントランスホール正面には“笑いの壁”がお出迎え。真っ白い壁に、藤子・F・不二雄が生み出したキャラクターたちのレリーフが刻まれており、青空の天井をよく見ると、ドラえもんのシルエットになっている。1階には“先生の部屋”として藤子・F・不二雄が愛用した仕事机と、その頭上を見上げると膨大な書籍が展示されている。ここでは藤子・F・不二雄が作品を生み出した源を感じられる。

青空の中にはドラえもんのシルエットが(C)Fujiko-Pro

メインとなる展示室は2つ。1階にある「展示室Ⅰ」は「藤子・F・不二雄とドラえもん」と称してドラえもんの50年の歩みを原画とともに紹介。1970年に雑誌連載からスタートしたドラえもんはその後、単行本化、アニメ化、映画化と多メディアに広がっていき、その50年の歴史を振り返ることができる。

また、2階にある「展示室Ⅱ」は、入口が「どこでもドア」になっていて、入る前から訪れた人の心をわしづかみ。展示室内では、趣向を凝らしたテーマを掲げた期間限定の企画展が行われ、毎回ファンを楽しませている。

特別展示「藤子・F・不二雄とドラえもん」を開催中(C)Fujiko-Pro


【見どころ2】オリジナルの短編映像が見られるシアターは必見!

さらに、2階には「展示室Ⅱ」のほかにも、藤子・F・不二雄の切り絵作品をモチーフにしたかわいい動物のオブジェが並ぶ「どうぶつたちの部屋」や、家庭人として優しいパパだった藤子・F・不二雄の姿を垣間見ることができる「先生のにちようび」など心温まる展示が続いている。

「先生のにちようび」では、藤子・F・不二雄の父親としての姿が感じられる(C)Fujiko-Pro

展示室を抜けると広がるのが「みんなのひろば」。まんがを読むドラえもんがいる「まんがコーナー」では、藤子・F・不二雄の作品を自由に読むことができ、横幅8メートル以上ある大型のボールコースターにボールと映像が連動する楽しいギミックを効かせた展示物や、1/5スケールの「のび太の家」が登場する。

「まんがコーナー」でマンガを読むドラえもんの手には大好物のどら焼きが(C)Fujiko-Pro

まんがでおなじみののび太の家が見られる(C)Fujiko-Pro

そして、見逃せないのが「Fシアター」。この施設でしか見ることができないオリジナルの短編映像を200インチの巨大なスクリーンで見られるので、ファンにはたまらないコンテンツ。スクリーンまで続く通路の壁面には銀幕スターに扮したドラえもんたちのイラストが飾られている。「Fシアター」に入るには、追加料金は不要だが、入場は1人1回のみ。ミュージアムの入館時に渡される入場キップが必要で、券面には藤子・F・不二雄のキャラクターがデザインされていて、来館の思い出にもなる。

スクリーンまで続く通路の壁面には銀幕スターに扮したドラえもんたちのイラストが飾ってある(C)Fujiko-Pro

屋上の「はらっぱ」もぜひ見ておきたいスポット。「ドラえもん」の空き地にあるおなじみの土管や、映画に登場したピー助や、実際に中を通れる「どこでもドア」など、フォトスポットが満載。広場は芝生に包まれており、ミュージアムの周りの生田緑地の緑とも相まって、癒しの空間になっている。広報さんは「展示室が混雑している場合は、一方通行ではないので、最初に3階のはらっぱでフォトスポットを楽しんでから、展示室を観ることもできます」と教えてくれた。

【写真】“はらっぱ”は、「ドラえもん」の世界に迷い込んだかのような楽しい雰囲気(C)Fujiko-Pro

また、「はらっぱ」の片隅には、ギフトコーナー「藤子屋」も。ここでは、ミュージアムでしか買えないオリジナル商品を販売。ドラえもんの大好物である「どら焼き」など、お土産にもぴったりなアイテムがそろっている。特に「どら焼き」は、「ミュージアムでは開館以来、ドラえもんのどら焼きを販売しています。現在の焼き印は3種類。どら焼きを食べるドラえもんの焼き印がなんともチャーミングです」と広報さん推薦のお土産だ。

どら焼きにはドラえもんの焼き印が押してある(C)Fujiko-Pro


【グルメ】見ただけでワクワクするようなメニューがズラリ!

「はらっぱ」に隣接する場所には、「ミュージアムカフェ」がある。窓からは「はらっぱ」の様子が一望でき、店内は開放感抜群。ここでは、ドラえもんなどのキャラクターにちなんだメニューが楽しめる。
『ドラえもん』に登場するひみつ道具のアンキパンがモチーフとなった「アンキパンビーフシチュー」(税込1550円)や「フレンチトーストdeアンキパン」(税込980円)、ドラえもんなどがラテアートで描かれたラテアートドリンク(税込580円~)など、藤子・F・不二雄の作品世界が楽しめるグルメが盛りだくさんで、おいしい食事を食べながら笑顔になること間違いなし!
※時期によりメニューが変更になる場合があります。

アンキパン ビーフシチュー 1550円(税込)(C)Fujiko-Pro


【ショッピング】普段づかいできるような、かわいいグッズをゲット!

「藤子・F・不二雄ミュージアム」の最後、出口の手前にあるのが「ミュージアムショップ」。初登場時のドラえもんをデニム生地で作り上げたデニムドラえもん(初登場Ver)(税込2200円)といったぬいぐるみや、ドラえもんやコロ助をデザインしたふろしき(税込1650円)といった雑貨、親子で楽しく着れる「通り抜けフープTシャツ」(大人:6050円、子供:3850円)などのアパレルまで、バラエティに富んだグッズを販売。ほとんどがここでしか買えないオリジナルグッズなので、来館記念としてやプレゼントにもおすすめだ。
※時期により販売商品が変更になる場合があります。

かわいらしいデザインのふろしき(C)Fujiko-Pro

通り抜けフープを通るドラえもんをデザインした「通り抜けフープTシャツ」(C)Fujiko-Pro


【チケット】日時指定の予約制。全国のローソンで購入可

料金は、大人・大学生1000円、高校・中学生700円、子供(4歳以上)500円、3歳以下は無料。ゆっくり観覧ができるように日時指定の予約制になっており、毎月5日に当月16~31日分、毎月20に翌月1~15日分の入館チケットを発売。ミュージアムではチケットの販売をしておらず、全国のローソンのみで購入可能なので注意が必要だ。
また、入館時間は平日、休日にかかわらず10時、11時、12時、13時、14時、15時、16時の1日7回になっており、予約した入館時間の60分以内であればいつでも入館できる。入れ替え制ではないため、入館後は閉館時間まで楽しむことができる。

【アクセス】登戸駅から運行しているバスの直行便が便利

JR南武線宿河原駅、小田急向ヶ丘遊園駅が最寄り駅で、JR南武線宿河原駅から徒歩15分、小田急向ヶ丘遊園駅から徒歩16分で到着する。小田急向ヶ丘遊園駅は、新宿から約20分、横浜から約50分、JR南武線宿河原駅は新宿から約30分、横浜から約30分なので、都心からは小田急向ヶ丘遊園駅、横浜方面からはJR南武線宿河原駅の利用が便利。

両駅から徒歩だと距離があるなという人には、小田急線・JR南武線登戸駅からがおすすめ。生田緑地口から川崎市バスによる直通バスが約10分間隔で運行。料金は大人210円で、ミュージアムまで約9分だ。駐車場はないので、車での来館は厳禁。電車などの公共交通機関を利用しよう。また、駐輪場はあるので、自転車での来館もOKだ。

【攻略法】館内に隠されたネズミを探そう!

広報さんにおすすめの施設の楽しみ方を聞くと、「無料で音声ガイドの貸し出しをしています。キャラクターが話をしてくれるお子様用もあります。ガイドの話に耳を傾けると、さらに作品世界を知ることができます(現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、貸し出しは中止)」と答えてくれた。さらに「ミュージアムでは‟ネズミ“の入館が禁止されています!ですが、すでに館内の数カ所にはネズミが入り込んでいるようです」と隠れた楽しみ方も。

見るだけでなく、グルメやショッピングなど、藤子・F・不二雄の世界をまるごと堪能できる川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム。館内の案内表示などにも、遊び心があるので、来館した際にはぜひチェックしてみよう!

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・入場時にサーモグラフィーによる検温をおこないます。
・受付やレジなどの対面箇所に、アクリルパーテーションを設置しています。
・スタッフによるタッチポイントの常時消毒をおこないます
・館内各所に消毒液を設置しています。
・全スタッフがマスクを着用し、お客様への感染予防に努めます。

取材・文=小松孝裕(エンターバンク)

<施設情報>
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
アクセス:【電車】小田急・JR登戸駅から有料シャトルバスで約9分。小田急向ヶ丘遊園駅から徒歩16分。JR宿河原駅から徒歩15分
予約:要予約(入館チケットは完全予約制)
営業時間:10:00~18:00(1日7回、1時間ごとの完全日時指定入館制)
定休日:火曜(GW、夏休み期間は開館)(臨時休館あり)
駐車場:なし。
料金:入館料(完全予約制) 大人・大学生1000円、高校・中学生700円、子供(4歳以上)500円、3歳以下無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、開館カレンダー、運営につきましては随時公式HPをご確認ください

※2022年3月時点の情報です。

この記事の画像一覧(全12枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

お花見ガイド2025

お花見ガイド2025

全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!

CHECK!2025年の桜開花予想はこちら CHECK!河津桜の情報はこちら

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る