どっちが本物?ウサギのぴこちゃんとリアルすぎるフェルトアートの共演が話題
東京ウォーカー(全国版)
ネザーランドドワーフのぴこちゃん(8歳)は、マフと呼ばれる首周りの豊かな“お肉”と、まんまるフワフワな姿がチャームポイントの女の子。そんなキュートなぴこちゃんと、飼い主のpikomiyuさん(@piko_miyu)が作るリアルなうさぎの羊毛マスコットが、どちらが本物か見分けがつかないほどそっくりだとSNSで話題に!今回は、飼い主さんにインタビューを行い、創作を始めるきっかけになったという大切な存在・ぴこちゃんとの出会いや日々のエピソードについて、たっぷりと話を聞いた。

もともとうさぎのかわいさに惹かれてはいたが、夫婦共働きで家を空けることが多く、ペットを飼うことに消極的だったという飼い主さん。自身の姉からうさぎを一時的に預かったことが、大きな転機になったと当時を振り返る。
「一緒に暮らすうちに、可愛いながら気難しく、デリケートで、実は表情豊かなうさぎの魅力にとりつかれてしまいました。姉一家にうさぎを返して以降、喪失感で元気が無くなってしまった私を見て、夫が飼うことを承諾してくれて。早速専門店に見に行ったところ、人懐っこいうさぎが多くいる中で、一人だけ寂しげに反対方向を向いているぴこちゃんと出会いました」

その時、ぴこちゃんは生まれてから8カ月と、うさぎの年齢で言えばすでに青年期。気性も穏やかで、初めて飼う人に向いているという店員からのアドバイスもあって、お迎えすることを決意したという。
「そのお店で8カ月というと、悪く言えば“売れ残り”であり、最近他の店舗から移ってきたという話も聞いたので、『私がお迎えしないと、もっと孤立してしまうのでは』という気持ちになりました。お迎え当初は、人懐っこさからは程遠く、怖がりで人見知りでしたが、一緒に暮らすうちに、少しずつ心を開いてくれるようになりました」

うさぎは“ツンデレ”な性格の子が多いと言われているが、ぴこちゃんは特に“ツン”のほうが強いのだそう。それでも、飼い主さんのほうへ来てごはんをリクエストしたり、気が付くとそばにいてくれるぴこちゃんについて、「長く暮らしている間に、少しずつ気を許してくれる事が多くなったと感じられることが本当にうれしい」と話してくれた。
「ぴこちゃんは、おとなしく穏やかな性格です。最近は年齢のせいか、日中はいびきをかいてよく寝ています。朝日を浴びて日向ぼっこをするのと、パパ(旦那さん)の足の裏の硬いところをカリカリするのが大好き(笑)。日中はケージの中でお留守番をして、夕方から寝るまではリビングで放し飼いですが、フローリングが苦手なので、マットの敷いてある所にしか行かないおりこうさんです」
そんなぴこちゃんは、今や2.1万人のフォロワーを魅了する羊毛作家である飼い主さんにとっての、創作の源とも言える“ミューズ的存在”。愛らしいぴこちゃんとリアルな羊毛マスコットたちによる至福の共演がSNSに投稿されるたび、「可愛い~癒やされる~」「本物かと思ってビックリしました!」といったコメントが相次いで寄せられている。
「ぴこちゃんをお迎えしてから、『沢山のうさぎさんに囲まれたい』という一心で、羊毛フェルトのうさぎさんを作り始めました。作品とぴこちゃんとの2ショットを撮影するようになり、インスタグラムも始めました。“うさ飼い(うさぎを飼っている人のこと)”の友人がたくさん出来たり、羊毛作家としてイベントにも参加するようになり、ぴこちゃんが私の生活をより充実したものに変えてくれました。今ではぴこちゃんのいない毎日など考えられません。私にとって、かけがえのない大切な家族です」

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