名古屋市東山動植物園の楽しみ方&攻略法!1日では遊び切れない魅力が盛りだくさん【コロナ対策情報付き】
東京ウォーカー(全国版)
目次
名古屋市東山動植物園の見どころからおすすめのグルメまで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
名古屋市東山動植物園ってどんなところ?植物園に遊園地、スカイタワーも楽しめる動物園
“イケメンゴリラ”と称され全国で話題となったニシゴリラの“シャバーニ”でおなじみ、愛知県名古屋市の名古屋市東山動植物園(以下、東山動植物園)。もちろん魅力は“シャバーニ”だけじゃない!実は動物の飼育種類数が日本一なうえ、植物園も遊園地も、さらに素晴らしい眺望を誇る東山スカイタワーも併設された、遊びどころ満載のアミューズメントパークだ。そんな東山動植物園の楽しみ方を、レストラン・ショップ情報と合わせて紹介!
【アクセス・料金】チケットは事前予約がおすすめ
名古屋駅から名古屋市営地下鉄東山線で6駅先の、東山公園駅3番出口から徒歩3分。さらにお隣の星ヶ丘駅6番出口からは徒歩7分と、アクセス良好な都市型動植物園。駐車場は1600台(普通自動車1回800円)あるが、駐車場や周辺道路は混雑することがあるので、電車を利用したほうが安心して楽しめそう。
入園料は、動物園と植物園どちらも楽しめる観覧券が、大人(高校生以上)500円、名古屋市在住の65歳以上(要証明書)100円、中学生以下無料。東山スカイタワーにも入館する場合は、大人(高校生以上)640円、名古屋市在住の65歳以上(要証明書)160円のスカイタワー共通券を購入しよう。また、利用開始日から1年間、動物園と植物園に何度でも入園できる年間パスポート(定期観覧券)を、大人(高校生以上)2000円、名古屋市在住の65歳以上(要証明書)600円で販売している。なお、旅行会社の窓口およびコンビニエンスストアで観覧券を事前購入すれば、混雑時にも券売窓口に並ばずスムーズに入園できるのでおすすめ!
開園時間は9時~16時50分(入園および入園券の販売は16時30分まで)で、基本的な休園日は月曜(祝日の場合は翌平日)と12月29日~1月1日。ただ、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、しばらくは入園制限、事前予約を行っているので、公式サイトで確認してから来園を。
※料金はすべて税込。
【見どころ1】動物の種類が日本一!ユニークで愛らしい動物たち
東山動植物園で飼育している動物は約500種類。この種類数は、なんと日本一!キリンやコアラのような愛くるしい動物たちは根強い人気を集めているが、東山動植物園に来たからにはまず、人気ナンバーワンの“イケメン”にごあいさつを。
「ニシゴリラの“シャバーニ”は、大人のオスの象徴である、背中から太ももにかけてのシルバーバック(銀白色)が美しい。きりっとした目をしていて、そのまなざしがイケメンたるゆえんです」と、広報担当の小林雅幸さん。目が合ったら惚れてしまいそうなイケメンぶり!
“シャバーニ”とはまた違った角度から注目を集めたのが、フクロテナガザル。まるで人間のおじさんの叫び声のような、奇妙な鳴き声が来園者たちの笑いを誘っている。タイミングよく聞けることを祈りつつ、会いに行ってみよう。
また、ラーテル、アオキコンゴウインコ、ジャングルキャットといった、日本ではここでしか見られない動物たちも見逃さないように!
「2019年に来園したジャングルキャットは、短い尾と長い四肢、三角形の耳が特徴。砂色がかった褐色の体毛がきれいです。2020年4月19日に赤ちゃんが生まれ、元気に育っています(赤ちゃんの公開については未定)」(広報担当の小林雅幸さん)とのこと。
さらに、混雑回避の時間帯やおすすめの情報を聞いたところ「動物が活発に動く午前中が狙い目。園内はキッズトイレや授乳室も多く、小さなお子様連れでも快適。小学生以上のお子様からは、アジアゾウ舎、コアラ舎、ツシマヤマネコ舎などで、動物たちの生態や生息地の環境、絶滅危機の現状などを楽しみながら学ぶことができます」(広報担当の小林雅幸さん)とも。
“かわいい”“楽しい”だけで終わらせず、来園したことで動物たちに対する理解を深めてもらうための取り組みを行っている点も素晴らしい。
【見どころ2】春夏秋冬で風景が変わる広大な植物園
約7000種類の植物を、自然の地形を活かした形で展示している植物園。初夏はアジサイ、秋は紅葉など季節によって移ろう景色や香りを楽しむことができて、何度でも訪れたくなる。
「自然林を活かした散策路、日本庭園や合掌造りの家など、名古屋市内中心部にありながら四季折々の植物を見ることができます。見晴らし抜群の高所にあるお花畑では、年や季節によってさまざまな種類のお花を楽しめます。日本の四季を感じることのできる奥池周辺は青もみじが美しく、“癒やし散歩”を楽しめます。アジサイやスイレン、暑くなるとサルスベリなどがきれいです」(広報担当の小林雅幸さん)
春夏秋冬、四季によってガラリと表情を変える植物園も、動物園と合わせて楽しみたい。花や植物好きならずとも、あふれる自然のなかを歩いているだけで気持ちをリフレッシュすることができるはず。
【見どころ3】金色コアラやヘリのボートで池の上をお散歩
動物園と植物園の間には「上池」という名の池があり、そこで楽しめる「東山ボートハウス」も家族連れやカップルに人気。昔ながらの手こぎボートのほか、スワンやコアラなどさまざまなキャラクターのペダルボートが用意されているが、なかには金色コアラボート「きらら」、ヘリコプターボートといったユニークなものも!
ボート待合所も完備されているので、待ち時間が出たときやボートに乗っている家族を待つ間など、池の様子を眺めながらゆっくりできる。待合所には卓球台もあるので、待ち時間を利用して卓球を楽しんでもOK!
なお、「東山ボートハウス」の営業日・営業時間は動植物園と同じで、最終受付時間は手こぎボートが15時50分、ペダルボートが16時20分。ペダルボート(1隻)の料金は、乗船人数1~3名タイプが30分1200円、4名タイプが30分1400円。手こぎボート(1隻)は1~3名タイプ60分700円だ。人気のペダルボートはスマホやパソコンから予約ができるので、活用すれば待たずに乗船できて便利!
季節やイベントに合わせてさまざまなキャンペーンを行っているのでチェックしてみよう。
※料金はすべて税込。
【見どころ4】16種類のアトラクションがそろう遊園地で大はしゃぎ
「名古屋市東山動植物園」という名前でありながら、なんと敷地内には遊園地も!せっかく来たなら遊ばない手はない。
動植物園の観覧券でそのまま入園できるが、アトラクションの利用には、定められた枚数の遊園地のりもの券(1枚120円)が必要。回数券(11枚綴り1200円、19枚綴り2000円)や平日バリューチケット(3枚綴り600円)のほか、1Dayパスポート(土日、祝日限定発売・当日限り)も一般(高校生以上)2500円、未就学児(3歳から・保護者1名付き添い可)2500円、小・中学生2200円で用意されているので、遊び方によってチョイスしよう。
※料金はすべて税込。
ジェットコースターや大観覧車、メリーゴーランド、ティーカップなど、アトラクションは全部で16種類。0歳以上(要同乗者)から楽しめるアトラクションも充実しているので、小さな子供連れのファミリーも安心して楽しめる。
【見どころ5・グルメ】展望室の標高は180メートル!タワーからの絶景に感動
さらに、東山動植物園に併設されているのが「東山スカイタワー」。高さは地上134メートルだが、80メートルの丘の上に建っているので標高は214メートル。展望室は地上100メートル(標高180メートル)にあり、 JRセントラルタワーズ、名古屋テレビ塔、ナゴヤドームなど名古屋市内を360度の大パノラマで一望できるほか、天気のいい日なら、遠くに御嶽山や鈴鹿山脈の美しい山並みを眺めることもできる。
東山スカイタワーの入館券は300円で、動植物園共通券は640円、中学生以下無料。開館時間は9時~21時30分(最終入館21時)、休館日は毎週月曜日と年末年始(祝日の場合は翌平日)。
※料金はすべて税込。
また、昼はピザやパスタを中心としたカジュアルイタリアン、夜は旬の食材を使った本格フルコース料理を楽しめる展望レストラン「スカイレストラン NAGOYA 東山」や、おみやげが買える「スカイショップ てんくう」、はちみつ専門店「はちみつぎふと アトリエ・シェールNAGOYA東山」など、眺望以外にも見どころたっぷり!
【グルメ・ショップ】園内レストラン&ショップにも動物たちがいっぱい
動物園内の食事処は、7店舗が並ぶフードコート「ZOOASIS(ゾアシス)」、池のほとりにあるカフェ「メゾン・ド・ヴェール」、地元の牛乳を使ったソフトクリームや店内で焼く動物パンが人気の「ズーボゲート」「カフェ ノースガーデン」の4店舗。
植物園のなかには、“自然との融合”をテーマにしたガーデンレストラン「ガーデンテラス東山」があり、東山動植物園の自然の中で季節を五感で楽しむ季節限定ランチコースも用意されている。
動物園のおみやげが買えるショップは、「ズー・デ・ガッテン」「ズーボゲート」「ショップ ノースガーデン」の3店舗。「ズーボゲート」オリジナルの「シャバーニぬいぐるみ!」(税込3300円)、「ショップ ノースガーデン」の「シャバーニTシャツ黒」(税込1975円)、「ズー・デ・ガッテン」で販売している「シャバーニチョコ入りマシュマロ」(税込367円)など、それぞれ販売しているグッズが少しずつ違うので、ぜひ巡って好みのおみやげをゲットしよう。
【おすすめ】施設担当者が語る!東山動植物園の魅力
「名古屋駅から地下鉄で約18分の都市型動植物園。1937年に開園した広大な敷地の緑豊かな東山動植物園は、動物園、植物園、遊園地、東山スカイタワーと、とても一日では回れないほどさまざまな魅力にあふれています。動物園では、一番人気のイケメンで有名なニシゴリラ“シャバーニ”をはじめ、ゾウ、コアラなど、世界各国の動物を約500種類展示。植物園では100種類1000本の桜が集まる桜の回廊など約7000種類の植物を展示。市民の憩いの場というだけでなく、環境教育の場としても活用されている名古屋を代表する人気スポットです」(広報担当の小林雅幸さん)
名古屋観光の際にも、必ず訪れたい名古屋市東山動植物園。動物園、植物園、遊園地、東山スカイタワーと遊びどころにあふれているので、丸1日かけても回り切れないほど。計画を立て、たっぷり時間をかけて遊ぶのがおすすめ。動物も植物も行くたびに表情を変えるので、一度行ったら何度も足を運びたくなるはずだ。
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・自宅で検温のうえ、発熱や咳、倦怠感などの症状がある場合は来園をお控えください。
・園内ではマスクをご着用ください。
・他の方と一定の距離を確保してください。
・開園時間前後の混雑を避けるため、時間をずらしての入園にご協力をお願いいたします。
取材・文=CRAING
<施設情報>
住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
アクセス:【電車】名古屋市営地下鉄東山公園駅3番出口から徒歩3分、または星ヶ丘駅6番出口から徒歩7分 【車】東名高速道路名古屋ICから県道60号線を西へ約15分、名古屋第二環状自動車道上社ICから県道60号線を西へ約10分、または名古屋高速道路2号東山線四谷出入口から一般道を東へ約10分
営業時間:9:00~16:50 入園は16:30まで
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)
駐車場:1600台 普通自動車800円/1回、大型車2000円/1回、自動二輪車・原動機付き自転車400円/1回
料金:入園料 大人(高校生以上)500円、名古屋市在住65歳以上(要証明書)100円、中学生以下無料。年間パスポート 大人(高校生以上)2000円、名古屋市在住65歳以上(要証明書)600円。動植物園・スカイタワー共通券 大人(高校生以上)640円、名古屋市在住65歳以上(要証明書)160円
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※2020年5月時点の情報です。
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