タコでプリンセスが描かれる!?魚介の盛り付けで描かれる「お刺身アート」が話題
東海ウォーカー
昨今、キャラ弁やデコ料理など、目から見ても楽しい料理がSNSでよく見かけるようなった。そんななか、刺身の盛り付けで動物や人を描く「お刺身アート」が世界中から反響を集めている。今回は、製作者であるmikyouさん(@mikyoui00)に取材し、製作秘話や初心者でも挑戦できる作品を教えてもらった。

実はmikyouさん、本業は製造業の経営者で、料理や芸術は特に関わっていないというから驚き!「フグの薄造りで造る『鶴盛り』という盛り付け方があるのですが、職人さんが造っているのをネットで見て、自分もやってみようと思って始めたんです」と、なんと独学で始められたそう。

盛り付けに多くの時間がかかりそうだが、実際の製作時間はたったの10分から30分!「始めたばかりのころは全て難しかったです(笑)。でもやっていくうちに腕前が上達していって、手早くできるようになりましたね。家族も2、3年前は『綺麗!』とか反応してくれていましたが、最近は『タコおいしそう』というような反応で(笑)。盛り付けたあとは家族で食べるので、鮮度や味にはこだわっています」と、”食べるために盛り付け”がモットーなのだとか。

タコの足で髪の毛を描いたり、光り物の光沢感を生かしたり、刺身のそれぞれの形状を生かすのがmikyouさんの作品の特徴。デザインの決め方は作品ごとに異なっていて、盛り付けていたら作品になることもあるという。「モチーフをデッサンしたり、記憶の中で盛り付けたりして、デザインを作ります。何も考えず盛り付けてたら何かに見えてきて、それを形にすることもありますね(笑)。作るときのポイントは、よく切れる包丁で刺身をピシッと綺麗に切ることです。あと、盛り付けるときは、先の細い盛り付け箸を使っていますね」

初心者でも簡単にできる作品を聞くと「う~ん、刺身を切ったことがない人にはちょっと難しいかもしれません(笑)。でも、削ぎ切りで薄く切れる方でしたら、アゲハ蝶が簡単です」とのこと。写真のように並べれば、美しいアゲハ蝶がおうちで再現できるかも!自信がある人は、ぜひチャレンジしてみよう。また、mikyouさんのInstagramやTwitterでは、ほかにもたくさんの「お刺身アート」が見られるので、そちらも要チェックだ。

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