【コロナ対策情報付き】のとじま水族館の楽しみ方ガイド!日本海側で唯一のジンベエザメなど見どころ満載

東京ウォーカー(全国版)

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石川県の七尾湾に浮かぶ能登島。島を代表する観光スポットのひとつが、のとじま水族館だ。同館では、能登半島近海に生息、または回遊してくる魚を中心に展示。日本海側で唯一、ジンベエザメに会える水族館としても人気を博している。

今回は、そんな「のとじま水族館」の見どころや混雑状況、入場料金、アクセスまで、おでかけ前に知っておきたい情報をお届け!まずは同館の広報担当者に聞いた見どころを紹介しよう。

※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください。

【見どころ1】大きなジンベエザメに大興奮!絶対見逃せない展示はコレ

<ジンベエザメ館 青の世界>

大きな体のジンベエザメが目の前を優雅に泳いでいく。周りの小さい魚たちにも注目を画像提供:のとじま水族館

夏から秋にかけて能登近海に回遊してくるジンベエザメを間近に見ることができる、のとじま水族館の目玉展示。ジンベエザメは世界最大の魚類で、成長すると10メートルを超える。神秘的な青い世界が広がる巨大な水槽の中を、大きなジンベエザメが泳ぐ様は圧巻!高低差を利用した8つの観察スポットが、水槽の周辺に用意されているのも特長のひとつだ。

「日本海側では唯一となる、ジンベエザメの展示を行っています。水量約1600トンの水槽を悠々と泳ぐジンベエザメを、さまざまな角度から観察してお楽しみください」(のとじま水族館・広報担当者)

<のと海遊回廊>

【写真】プロジェクションマッピングを取り入れた演出は必見!「のと海遊回廊」 画像提供:のとじま水族館

水族館本館にある「のと海遊回廊」も見逃せない。同エリアには、広く全体を観覧できる一体型アクリル水槽や、魚群を間近に感じられる観察ドームがあり、床や天井にプロジェクションマッピングを投影。水槽の中で泳ぐ魚たちと映像が一体となった、臨場感あふれる演出が楽しめる。プロジェクションマッピングが常時投影されている展示がある水族館は、日本海側でここだけ!

「ブリやヒラマサ、カンパチといった回遊魚が泳ぐ水槽と、能登の海をイメージしたプロジェクションマッピングの常時投影により、まるで海中散歩をしているような気分が楽しめます」(のとじま水族館・広報担当者)

幻想的な空間でクラゲを展示する「クラゲの光アート」画像提供:のとじま水族館

上記で紹介した以外にも、のとじま水族館には工夫を凝らした展示が盛りだくさん。例えば、水族館本館にある「クラゲの光アート」では、幻想的な光に照らされる中、クラゲがフワリフワリと遊泳。癒やしのひとときを過ごせるはずだ。

日本最大級のトンネル水槽。ペンギンの巣穴観察窓など、楽しい仕掛けも組み込まれている画像提供:のとじま水族館

また、「イルカたちの楽園」には、水量1200トン、長さ22メートルを誇る日本最大級のトンネル水槽がある。自然光が差し込むトンネルを歩けば、まるで海中散歩をしているような感覚に。非日常的な空間で、イルカやペンギンたちが自由に戯れる様子を目にすることができる。これらもお見逃しなく。

【見どころ2】水族館の人気者が大活躍!注目のショー&イベントをピックアップ

<イルカ・アシカショー>

息のあったジャンプを披露するイルカたち画像提供:のとじま水族館

イルカとアシカが出演する20分間のショー。カマイルカたちは、水中を一斉に全速力で泳いだり、空高くジャンプしたりと、爽快かつ迫力満点のパフォーマンスで楽しませてくれる。ほかにも、ダンスやボール、輪っか遊びなどを次々と披露。さらに、カリフォルニアアシカのパフォーマンスも見応えたっぷり。ボールや輪っかなどを使った演技が繰り広げられる。

「当館で1番人気のショーで、カマイルカたちのスピーディーな泳ぎや息のあったジャンプ、アシカのコミカルな演技をお楽しみいただけます」(のとじま水族館・広報担当者)

<ペンギンのお散歩タイム>

よちよちと歩くペンギンたちのかわいらしい姿に胸キュン!画像提供:のとじま水族館

マゼランペンギンたちがペンギンプールを出発し、園路を散歩する。目の前を歩くペンギンたちの愛らしい姿に、心が和むこと間違いなし!

「マゼランペンギンたちが園路をよちよちと歩く姿を間近で観察できる、人気のイベントです。ペンギン広場では、飼育員からペンギンの生態の解説を聞くこともできます」(のとじま水族館・広報担当者)

そのほかにも、生き物たちの食事風景を観察できる「アザラシのお食事タイム」、「ラッコのお食事タイム」や、ゴマフアザラシの背中に触れられる「アザラシとのふれあい体験」、約2000尾のマダイたちがピアノの曲に合わせて群れ泳ぐ「マダイの音と光のファンタジア」、約1万尾のイワシが迫力あるウェーブを作る「イワシのビッグウェーブ」などのイベントもある(イベントや動物ふれあい体験は休止の場合あり)。

【お土産】ジンベエザメのおすすめグッズ&お菓子を紹介

七尾湾を眺めながら買い物を楽しめるショップ「BLUE OCEAN」画像提供:のとじま水族館

水族館を楽しんだあとは、大きな窓から七尾湾が一望できるショップ「BLUE OCEAN(ブルーオーシャン)」で、ショッピングを楽しんでみてはいかが?店内には、のとじま水族館で飼育されている生き物たちのぬいぐるみをはじめとした、かわいいグッズがズラリ。今回はお土産におすすめの商品を2つ紹介。

<まるのみジンベエ(税込3190円)>

愛らしい表情のジンベエザメのぬいぐるみ。見て、触って癒やされて!「まるのみジンベエ」(税込3190円)画像提供:のとじま水族館

口の部分が開いていて、手を入れることができるジンベエザメのぬいぐるみ。ふんわりとした触感がたまらない!

<ジンベエザメのミニどら焼き(税込990円)>

カラフル&キュートなパッケージが目をひく「ジンベエザメのミニどら焼き」(税込990円)画像提供:のとじま水族館

おやつにぴったりな、かわいいサイズのどら焼きが8個入っている。ジンベエザメが描かれたキュートなパッケージも魅力。

【グルメ】食堂街や展望レストランなど飲食施設も充実

ファーストフードを販売する「ドルフィン・テイル」画像提供:のとじま水族館

のとじま水族館の中には飲食施設もあるので、時間に余裕があればランチを挟みつつ、ゆったり過ごすのもおすすめ。4店舗が並ぶ食堂街では、おにぎり、ラーメン、うどん、そば、カレーライスなどを提供。ソフトクリームやかき氷(季節限定)といったデザート類も充実している。

ちょっと小腹が空いたときや、ひと休みしたいときには「ドルフィン・テイル」が便利だ。同店では、焼きそば、ホットドッグ、フランクフルト、ソフトクリーム(季節限定)などを販売している。

また、こちらは水族館の外にあるレストランになるが、イルカプール近くのゲートを出たところには、窓側の席から七尾北湾を一望できる「レストランイルカ」も。お子様ランチから丼物、めん類、各種定食までそろい、メニューが豊富なのもうれしい。

【混雑情報・所要時間】混雑しやすい時期、狙い目の時間帯をチェック

せっかく遊びに行くなら、混雑する時期や時間帯をなるべく避けて、ゆったり楽しみたいもの。広報担当者によると、ゴールデンウィーク(GW)や夏休み、特にお盆期間は例年混雑する傾向にあるという。混雑回避におすすめの時間帯について聞いてみると、「9時から11時、および14時以降は比較的空いていて、観覧しやすいです」と教えてくれた。なお、施設全体を観覧するのに必要な時間は、2~3時間程度とのこと。おでかけの計画を立てる際は、参考にしてみてほしい。

【料金】中学生以下無料の日も!のとじま水族館をお得に楽しもう

それでは最後に、のとじま水族館の基本情報をチェック。入場料金は、一般(高校生以上)税込1890円、中学生以下(3歳以上)税込510円。3歳以下は無料だ。コンビニエンスストア各店舗では、通常料金よりもお得な入場引換券を販売中。コンビニエンスストアの入場引換券は、一般(高校生以上)税込1690円、中学生以下(3歳以上)税込460円で購入できる。

中学生以下の子供がいるファミリーにうれしい情報も。毎月19日の「県民育児の日」は、家族で来館した場合、中学生以下の入場料金が無料に。この割引は石川県民だけでなく、全国の家族が対象となっている。さらに、5月5日の「こどもの日」も中学生以下は入場無料なので、コンビニエンスストアで入場引換券を購入する際にはご注意を。

【アクセス】和倉温泉から車で約20分、無料駐車場も完備

のとじま水族館の外観画像提供:のとじま水族館

のとじま水族館には、約1100台収容できる無料の駐車場が完備されていて、周辺観光を楽しみつつ車でアクセスするのもおすすめ。ちなみに開湯1200年の歴史を持つ和倉温泉は、のとじま水族館から車で20分ほどの場所に位置している。

金沢・福井・大阪方面より車で向かう場合は、北陸自動車道・金沢森本ICから約90分。富山・名古屋・東京方面からは、能越自動車道・七尾城山ICを降り、約40分で到着する。公共交通機関を利用する場合は、JR和倉温泉駅から能登島交通バス・のとじま臨海公園行きに乗り、約30分。終点で下車し、すぐのところにのとじま水族館がある。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・入館時、サーモグラフィーによる検温を実施しています。
・入館時はマスクをご着用ください。また、スタッフもマスクなどを着用しています。
・館内各所に手指用の消毒液を設置しています。
・一定方向に進みご観覧ください。
・館内では換気や消毒の強化を行っています。
・屋内イベントや動物ふれあい体験は休止しています。また、その他のイベントは混雑状況により縮小、中止することがあります。

取材・文=水梨かおる

<施設情報>
住所:石川県七尾市能登島曲町15-40
アクセス:【電車】JR和倉温泉駅から能登島交通バスのとじま臨海公園行きに乗り約30分 終点下車すぐ 【車】能越自動車道七尾城山ICから約40分または北陸自動車道金沢森本ICから約90分
営業時間:3月20日~11月30日9:00~17:00。12月1日~3月19日9:00~16:30。入館は閉館の30分前まで
(7/23(木祝)~25(土)、8/1(土)・2(日)、8/8(土)~10(月祝)は、9:00~19:00。8/13(木)~15(土)は、8:00~17:00に開館時間の延長あり)
定休日:12月29日~31日
駐車場:1100台
料金:入場料 一般(高校生以上)1890円、3歳~中学生510円 。5月5日(祝)中学生以下入場無料

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年5月時点の情報です。

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